お肉・動物性タンパク質の過剰摂取は体に悪いのか?肝臓・腎臓に負担がかかるとは

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動物性タンパク質・肉を食べることが
人に体に合っているのか、それとも、合わないのか。

専門家の間でもいろいろと意見が分かれるところです。

生物学的視点から人の食性を研究されていた
宮崎大学の故島田彰夫先生の話によると

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人の食性は、植物食(でんぷん食)であると述べていました。

 

爪や歯、消化器機能など、体の形態や様々な機能から
人のルーツは草食動物に由来して、環境に適応してくなかで、

ある程度、肉を食べても大丈夫なような
能力(雑食性)を獲得していったという感じです。

 

動物性タンパク質の摂り過ぎが体に与える
マイナスの影響を見てみると

 

お肉の食べ過ぎは肝臓、腎臓など肝腎要の臓器に障害を与える

 

タンパク質は、ギリシャ語で第一位のものを意味する
プロティオスという言葉に由来し、英語ではプロテインと
名付けなられています。

確かに、タンパク質は皮膚や各種の組織をつくったり、
体を動かすエネルギーになったり、酵素やホルモンとして
生理機能の調整をするために非常に重要な要素です。

 

しかし、肉には飽和脂肪酸以外に
タンパク質の過剰摂取というリスクも伴っています。

 

まず、タンパク質の摂り過ぎは肝臓と腎臓に大きな負担となります。

これは、タンパク質には窒素が含まれていることから
代謝の過程でアンモニアが発生するからです。

 

アンモニアは非常に毒性が強いので、
解毒機関である肝臓で毒性の低い尿素に分解されるわけです。

このプロセスが肝臓に負担をかけてしまうわけです。

 

 

そして、血中に入った尿素はそのままで尿として
排泄できないため、さらに腎臓でろ過されます。
ここで腎臓にも負担がかかるのです。

この尿素のろ過がスムーズに行われないと尿酸になります。

 

尿酸が蓄積されると高尿酸血症になり、
場合によっては痛風を発症することになるわけです。

 

 

 

肉の摂り過ぎは、骨を脆くするなど骨粗鬆症の原因に

 

また、肉の過剰摂取は、骨からカルシウムなどの
ミネラルを溶かし出す脱灰促進をする原因になります。

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その第一の理由は、お肉は多くの動物性タンパク質を含む
酸性食品ということだから。

肉を食べると血液が酸性に傾きすぎ、
脱灰が起きてしまうということです。

 

第二の理由として、血液中のカルシウムとリンの
バランスが崩れることがあげられます。

肉にはリンが多く含まれ、カルシウムが少ない食べ物です。

 

通常、血液中のカルシウムとリンは1対1の割合を保っています。

肉を食べすぎてしまうと血液中のリンが過剰になり
そのバランスを保つためにも骨や歯からカルシウムが
溶け出してしまうということです。

 

こうして、肉を食べ過ぎてしまうと
二重の意味で脱灰を起こすリスクを抱えていることになります。

 

その為、お肉はタンパク質を手軽に供給する反面、
摂り方によっては骨を弱くする食べ物で、

さらに筋肉や心臓の機能にも悪影響を与えかねないという
ことも考えられるわけです。

 

 

 

お肉の摂り過ぎで腸内環境を悪くする事も問題

 

タンパク質は、動物性のものも植物性のものも
腸から吸収されるときは、アミノ酸という単位にまで
分解されてから

動物性タンパク質の場合は、その組成は非常に複雑で
人の消化液で、上手に消化(分解)していくのには
非常に多くのエネルギーを使います。

 

お肉を上手に消化できる量は60gという話もあるくらいです。

 

そして、未消化のタンパク質は、腸内で腐敗し
硫化水素やアンモニア、スカトールやインドールなどの
臭いにおいの元となる毒性物質を出してしまうことです。

 

当然、悪玉菌が増え、腸内環境も悪くなり
それに従って、腸管免疫の働きも悪くなってくるわけです。

便やおならのにおいが臭くなるようであれば
あきらかに、お肉の食べ過ぎと考えるようにしましょう。

 

お肉は、まったく抜いてしまう必要はないと思いますが
摂り過ぎには注意、それと、動脈硬化と関係するGCとの関連から
お肉を摂るなら、鶏肉が良いようです。

 

 

 

体の基礎をつくる為にも適量のたんぱく質の摂取は必要です。
肉は食べては、いけないということではなく
摂り過ぎにはくれぐれも注意が必要ということですね。

消化酵素の働き、消化器吸収という面から見ても
タンパク質は、大豆など植物性のものを中心に、
摂っていくのが理想です。

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  • 2016 07.24
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