心臓血管外科・天野篤先生の「心臓病・Q&A」薬ペースメーカーは必要かの質問

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今朝の生島ヒロシさんの「おはよう一直線」には、
順天堂大学附属順天堂医院、心臓血管外科の天野篤先生が出演し、

「心臓病・Q&A」ということで、
心臓病に関する質問にいろいろと答えられていました。

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質問1、74歳の主人のことが気になります。5月に疲れがひどくて、立っていられないというので、近くの病院に行ったところ、心不全と言われました。通常の半分しか機能していないと言われ、心臓専門医を受診しました。先生からは、元の心臓に戻ることはない、即、禁酒をすること、心臓肥大もあり、血圧測定を毎日してくださいと言われ、今も続けています。また、6種類の薬を毎日飲んでいます。主人のように心不全と診断されると、何かあったら手術できる心臓ではないので、大変だと聞きますが、これからどのように生活していったらいいのか。薬も一生飲み続けないといけないのでしょうか。手術ができないと言われる体をどのように捉えればいいのか?アドバイスをお願いしますとの質問です。

 

 

結論からいうと薬を一生飲み続けなければ
いけない心臓だろうと思いますね。

 

他の症状がなくて、突然、心不全が起こる病気というのは
いくつかありますが、

糖尿病の方の無症候性心筋虚血といって、
動脈硬化から心筋梗塞が一部起きて、自覚症状がないまま
進行している、

 

あと、拡張型心筋症のように、
心臓の働きそのものが落ちてくるタイプ、

 

弁膜症が、単独、また、複数で進んでくるタイプ
無症候性心筋虚血と弁膜症は、
手術可能なケースがありますから、

多分、今の方は、拡張型心筋症に類似する
心筋自体の疾患だと思うんですね。

 

そういう方は生活習慣を改めるということと、
高血圧というのは、心臓の一番の負担になりますから
抵抗勢力になりますので、

血圧を管理して、
だいたい、上がっても120くらいに
留めるということで、

心臓への負担をとれば、急激に悪くことがなく、
過ごせるはずですから、薬を飲むことが
一番の管理だと思います。

 

また、一度でも心不全を起こすと、
心臓の機能もどんどん悪くなって、戻りませんので、
再発させないことが最も重要です。

 

 

お薬も5種類以上飲んでしまうと
それこそ、いろいろ副作用がありと言われますが、
それも、いろいろと計算してでのことなんでしょうね。

 

専門医が出している6種類であれば
そんなに問題ないと思います。

ただ、状態が安定すれば、
薬の種類としては減ってくるのではないかと思います。

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質問2、23歳の息子は、ブル型症候群で、ペースメーカーを入れています。息子は、中学生から高校生の間、抗てんかん薬を飲んでいました。光過敏症と診断され、17歳まで薬を飲んでいました。二度目の失神があり、カテーテルによる電気生理検査をしたところ、ブル型症候群と診断されました。心室細動により、失神の恐れありということで、ペースメーカーを入れました。また、抗てんかん薬を飲むこともすすめられました。その後、三度目の失神があり、今はてんかん薬を飲み、2年ほど経って、安定した状態にあります。親族に突然死した人はいません。心臓が問題になった人もいません。心室細動による失神も確認できていません。本当にペースメーカーは必要なんでしょうか?

 

 

今お話のペースメーカーというのは

体に埋め込むICDといって、
自動的に不整脈を感じた時に、電気ショックを与える機械で、

そのあとのペースメーカー機能もついている
そういう機械だと思います。

 

少し、高機能な心臓の管理装置ですけど、
ブル型症候群というのは、心臓突然症候群の中の一つで、

いわゆるポックリ病と言われるものの中の一つですね。

 

心電図が特徴的なので、
診断できる場合が多いんですけど、

いくつか、確定診断が濃い部分と、
少し薄い部分があって、

 

家族歴がないというのが比較的薄い部分、
家族歴がなくても、突然起きてくる方がいまして、

それは、ブル型自体が、遺伝子異常が関与していると
言われています。

 

しかも、その遺伝子の変異が
てんかんを起こしている遺伝子と近いところで、
起きているということなので、

1番と5番との関係で、
両方が侵されている場合には、てんかんとブル型の
両方がでてくるんですね。

 

今のお話の方は、そういう方で、
今の治療は、順調に来ているのではないでしょうか。

 

ペースメーカーICDをシッカリ管理してもらうということと、
抗てんかん薬濃度の、血中濃度をシッカリ計りながら、
飲んで、

生活の質を落とさなようにすることが、
23歳であれば、最も重要だと思いますね。

 

埋め込み型の除細動機については、
携電的にいいものができて、だんだん小さくなっていますので、

それほど懸念されなくてもいいと思います。

 

いろいろな薬が出ていまして、
短時間のものが前は多かったのですが、
長時間効くものも出ています。

精神面を抑えるのと、脳波の異常がでてくるのを
抑えるものなど、いろいろなタイプのものがあります。

 

専門医の治療方針というのは、ガイドラインがあって
一貫していますから、

ちゃんとした専門医から処方してもらうことが
大事だと思いますね。

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  • 2015 08.27
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