インスリン抵抗性が起こる原因・老化と寿命を延ばす事にも関係か?

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数年前、健康診断でインスリン抵抗性の疑いがあり
という連絡をもらったことがありました。

ちょうど、親の介護と仕事の忙しさが重なって
かなりのストレスが感じていたこともあってか、

高血糖、高血圧、さらに中性脂肪値が高い状態になっていました。

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いわゆるメタボという状態でしたが
それでも、1年前の数値は正常だったので
短期間のうちに悪化していったわけです。

 

砂糖を少し多めに入れた甘いコーヒーを1日4~5杯、
さらに間食で菓子パンなどをしていたので、
悪くなっていることは想定していましたが

まさか、ここまで悪くなっているという感じでした

 

ストレスの影響や誤った食べ物や飲み物の
摂り過ぎの害を身をもって体験したという感じですね。

 

 

さて、健康診断で疑いがありといわれた
インスリン抵抗性について、書いてみたいと思います。

 

インスリン抵抗性を起こす原因とは?

 

食事でとった食べ物(炭水化物)がブドウ糖まで分解されて
腸から吸収されると血糖値の数値が上がります。

そうするとそのブドウ糖を細胞内に取り込む必要が
でてくるのですが、細胞内取り込むためには、インスリンという
細胞膜のドアを開ける鍵が必要になります。

 

ブドウ糖が血中に溢れてくると脳からの指令により
すい臓のβ細胞から、インスリンが分泌されます。

インスリンの刺激によって、細胞のドアが開かれると、
ブドウ糖は、細胞内に取り込まれ、血糖値も安定する事になります。

 

インスリン抵抗性とはすい臓からのインスリンの分泌が
十分出ているのに細胞内にブドウ糖が取り込まれないことです。

 

 

なぜ、インスリンが取り込まれないのか?

 

いろいろと原因がありますが、
一つは、細胞内に入ってきたブドウ糖をミトコンドリアに
運ぶ輸送隊が少なくなっていることがあります。

この輸送隊は、グルコーストランスポーター4と
呼ばれていますが、この数が少なくなると
インスリンが出ていても、細胞内に取り込まれにくくなります。

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さらにインスリンのレセプターの故障です。
インスリンを感知するアンテナの働きがしているところがあり
ここが栄養障害によってうまく働かなくなっているのです。

肥大した脂肪細胞から分泌されるサイトカイン
TNF-αが分泌することもインスリン抵抗性を強めます。

 

そして、活性酸素による酸化障害で細胞膜自体が
正常に働きにくくなっていることも考えられます。

 

これらの改善には、運動やバナジウムなどのミネラルを補う事、
そして、根本的な食生活の改善が必要になります。

 

 

私の場合も、生活習慣を元に戻した事で
3ヶ月ちょっとで改善したのですが、重症になる前に
気づき生活習慣の改善に取り掛かったのがよかったのだと思います。

西洋医学での治療法の良し悪しはさておき、検査技術と見方は
進んでいるので、体のデータを把握するという意味では
上手に利用するといいですね。

 

 

インスリン抵抗性と老化、寿命の関係

 

90歳を超えた人たちの血中のインスリン濃度は、
とても低いということがわかっています。

これは、年をとるとインスリンを
多量に分泌しなくても血糖を低く抑えられる人と表現しますが
長生きするということです。

 

飢餓の時代が長かった人間の体は、たくさん栄養が入ってくると
脂肪に変えて、体にため込もうとします。

どうも、そうして溜め込んでしまう事が体の負担になるようです。

 

インスリン抵抗性が起こるのは、寿命を短くしてしまう
危険なインスリンが効きすぎないようにするためだ
と言うことかもしれません。

ちなみに、インスリン濃度を高くなると
骨格筋のミトコンドリアからの活性酸素の産生量が
増えることがわかっています。

 

インスリン分泌を増やしてしまうのは
ご飯、パン、パスタ、お米や小麦などの炭水化物類です。

カロリーの制限も大切ですが、制限する食物の内容も重要です。
肥満傾向にある人はなるべく糖を控えた方がいいということです。

 

また、一気食い、ストレス食いも、
インスリンを無駄にたくさん出すことになります。

食べ物の選択、食べ方というのは長生きの為の
大切なスキルなんですね。

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  • 2015 09.13
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