頚動脈狭窄症の症状は狭窄率60%で危険水域!エコー検査で早めの確認を

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頚動脈は、首のところにある大動脈からの血液を
脳に流している太い血管です。

手で触っても、鏡で見ても確認できます。

そして、頚動脈は首の部分で頭に血液を送る内頚動脈と、
顔のほうに血液を送る血管が外頚動脈の2つに分かれています。

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この2つの頚動脈に分かれているところが
頚動脈分岐部と呼ばれるところで、

この分岐部は、血圧の影響をもろに受けてしまい
動脈硬化が起こりやすいヶ所になります。

 

この頚動脈分岐部で動脈硬化が発生し、
頚動脈が狭くなってしまうのが頚動脈狭窄症です。

血管腔が狭くなればなるほど脳への血流が悪くなります。

 

狭くなった頚動脈から血栓や頚動脈の破片が剥がれ
脳の血管に入り込んで脳梗塞を引き起こすこともあり、

頚動脈狭窄症がかなり進行しているとわかった時点で、
脳梗塞を予防するため、狭くなった部分を広げる
治療などが必要になることもあります。

 

 

頚動脈狭窄症は早期の発見と対処が必要

 

頚動脈分岐部は動脈硬化が進行すると傷つきやすく
血栓ができやすくなる為、脳の血流がストップしてしまう
リスクが非常に高いところです。

状態がある程度悪くならないと症状が現れにくい面があります。

 

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画像:BostonScienceより

 

しかし、最近では、首に超音波を当てて診断する
頸部血管エコー検査やMRA検査などが普及したため、

自覚症状がないのに頚動脈狭窄が起こっていることを
早期に発見されるケースが増えています。

 

エコー検査を行えば頚動脈の狭窄が
どこまで進行しているのかがわかります。

 

今、メタボ体型、糖尿病、高血圧、肥満であれば
動脈硬化が進行している可能性があります。

脳梗塞にかかるリスクを軽減させていくためにも
エコー検査を受けておく必要があるのかもしれません。

 

 

頸部動脈のエコー検査

 

頸部血管エコー検査は、外来でも容易に実施できます。

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体に負担をかけることなく簡単に頚動脈の動脈硬化が
わかるのがエコー検査です。

首の頚動脈に超音波を当て、動脈壁の厚み、
血管内の狭さ、プラークの有無や程度を調べる検査で、
動脈硬化を直接見て診断する方法です。

 

エコーの画像を見ると動脈硬化をリアルに観察することができます。

 

 

チェックポイント

 

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画像:聖マリアンナ医大より

 

動脈硬化の有無

血管壁を観察し、動脈硬化の有無を調べます。

 

血管の詰まり具合の観察

頚動脈の血管腔を観察します。
通常、5~9mmある血管腔は、動脈硬化が
進行することで狭くなってきます。

 

プラークの観察
エコー検査によって、プラークの大きさや
形、それに表面や内部の硬さが確認できます。

1mmを超えるプラークには破裂の可能性が出てきます。

 

 

動脈硬化を起こしているところが破れるか、
プラークの一部に穴が開く潰瘍ができると血栓がはがれて
脳内に流れると脳梗塞になります。

 

また、プラークが大きくなり、
頚動脈が詰まってしまうことがあります。

血管の狭窄が60%以上アリ、
潰瘍ができるなどすると危険な状態になります。

 

 

 

血液は、全身を循環しているわけですが
頚動脈にかなり進行した動脈硬化が見られる場合は
その箇所だけの問題ではありません。

 

頚動脈の動脈硬化が進んでいるほど、
他の部位の血管も同様に動脈硬化が進行していると考えられ、

心筋梗塞や脳梗塞などの生命の危機を招くような
病気がいつ起こってもおかしくない状態にあると言えます。

 

 

重症の頚動脈狭窄になっている場合は、
脳外科で血管にこびりついたプラークを
削りとる手術やステント治療が行われますが、

早期の段階で見つかった場合には、
血管のリニューアルを意識した生活習慣の改善が必要です。

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  • 2016 03.19
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