新型栄養失調の高齢者は積極的にタンパク質摂取を!鈴木章先生の話

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高齢者になってくると、活動量が少なくなる事もあり
食事の量も自然と減っていくものです。

それと同時に、老化によって腸からの
栄養素の吸収率も次第に悪くなってきてしまいます。

全体の食事量が減ることにプラスして
栄養素の吸収が悪くなることで、何となく元気でない
体調がすぐれないなどの症状が現れてきます。

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特に意識して摂らなければいけないのがタンパク質。

 

今朝の生島ヒロシさんの「おはよう一直線」には
服部学園栄養学教授の鈴木章先生が出演し、

新型栄養失調に防ぐ為にも、食事のバランスを考えること、
特にタンパク質を不足させないことについての
大切さについてお話されていました。

 

 

鈴木章先生のお話

 

現代人は1食多いのではないかという
ドクターもいらっしゃいますが、問題はバランスということで
どういうところに気をつけたらいいですかね。

 

栄養欠乏、栄養過剰ですね、どちらも問題ありますが、

食事の量が少なすぎる、あるいは多すぎるという
自覚がある場合は、コントロールすれば良いんですけど

 

気をつけなくてはいけないのが
シッカリ食べているつもりなのに、
栄養が偏るという状態ですね。

 

厚生労働省の調査によると、70歳以上の5人に1人が、
新型栄養失調に陥っているということなんです。

この栄養失調は、本人は十分食べていると思っていても起こる
主にタンパク質不足による栄養欠乏症状ということです。

 

年齢を重ねるごとに肉や卵の動物性食品の摂取が減ることや
消化吸収力がですね、これが低下することで、
タンパク質不足に陥るのだと考えられています。

日本の食の歴史を見ましても、
タンパク質不足は非常に問題があるわけですよね。

 

昭和初期の日本人に多かったのが、
脳の血管が破れてしまう脳出血であったわけです。

 

脳出血の主な原因は、タンパク質不足と
塩分の摂り過ぎということで、

当時の日本人の食事は、肉や卵をあまり食べないことから
タンパク質からつくられる血管が
もろかったと考えることができるわけです。

 

さらに漬物などの塩気の多いおかずとごはんという
食事形態で塩分過多ということになりますので、

血圧が高くなり、弱い血管に圧がかかって、破れてしまう
脳出血が多く起こったと考えることができるわけですよね。

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国民栄養調査によりますと日本人の肉の摂取量は、
昭和30年の12g~昭和60年に72gと急増しているわけですね。

これに反比例して脳出血による死亡率が
低下しているということなんです。

 

これは、肉や卵を食べるようになったことで、
アミノ酸バランスが良くなり血管が丈夫になったからだと
考えることができるということになります。

 

 

アミノ酸バランスというのは具体的には?

 

血管だけでなく、筋肉、血液、骨、神経、免疫、
全てですね、タンパク質が分解されたアミノ酸が、
これらの体づくりに材料になるわけです。

特にアミノ酸のうち食品から摂取する必要があるものを
必須アミノ酸といいます。

 

そして、これが9種類あるわけですけど、
これが1種類でも不足すると強い体をつくることができません。

ですから材料が揃っていない日曜大工と同じで、
つくろうとするものが完成しないということですから、
アミノ酸バランスは非常に重要だと言えると思います。

 

 

アミノ酸バランス何が一番いいんですか?

 

何といっても動物性の食品ということになりますね。

肉だとか卵、魚を動物性タンパク質を積極的に摂り、
ココに植物性の大豆たんぱく質を含めて、
シッカリと摂ることが大切になります。

 

その為には毎日の食事において、バランスよくいろいろな
食品を摂るようにするというのが非常に重要なことだと思います。

特に高齢者の場合は、タンパク質摂取は
意識して摂るようにしてほしいですね。

 

 

鈴木章先生のお話はココまで・・・・・・・・・・・・・・

 

 

高齢者の場合、歯が悪くなったりして
どうしても柔らかい食べ物が中心になってしまいます。

 

そのため、糖質過多になる傾向が強くなってしまいがち
鈴木先生は、お肉をススメられていますが、

注意しなくてはいけないのは、消化ができているかどうかです。
便はガスが臭くならない程度で摂るようにしましょう。

 

ちなみに、穀物(米)と豆の組みわせでも
理想的なアミノ酸スコアになります。

 

新型栄養失調では、タンパク質の他に
ビタミンやミネラルなどの微量栄養素を不足気味になるので

これらは、サプリメント補う必要があります。
食事は楽しくよく噛んで栄養確保で少食(腹8分)が理想です。

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  • 2015 09.28
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