表参道伊藤病院の伊藤公一先生のお話・甲状腺の病気を知ろう!

この記事は3分で読めます

 

何となく体がだるい、疲れやすい、汗をかく、イライラするなど、
一見、誰にでもありそうな症状が長く続いている時、
それは甲状腺の病気が潜んでいるかもしれません。

糖尿病に匹敵する程の数、甲状腺の病気にかかっている人は、
日本には500万人はいると言われています。

その患者数から言っても身近な病気であるにもかかわらず、
意外とよく知らないという人が多いのが現状のようですね。

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そこで、今朝の生島ヒロシさんの「おはよう一直線」には
表参道にある伊藤病院院長の伊藤公一先生が出演。
「甲状腺の病気を知ろう」というテーマでお話されていました。

 

伊藤病院は、昭和12年から甲状腺疾患を専門として
患者さんの治療にあたっている病院です。

伊藤病院のサイトはこちらから

 

 

伊藤公一先生のお話はココカラ

 

この甲状腺の病気になるとどうなるんですか?

 

そもそも甲状腺というのは臓器の名前で、
首の喉仏の下に、蝶々が羽を広げたような形であります。

 

通常ではふれないんですけど、
これが非常に重要な働きをしておりまして、

生まれてから亡くなるまでホルモンが一定量出ているんですね。

 

これはエネルギーの源になっているんですけど、
何らかのキッカケで、ここから出てくるホルモンが、

多くなりすぎたり、あるいは
少なくなりすぎたりという病気があります。

 

バセドウ病、橋本病というのはそういった病気になります。

それから、もう一つは、甲状腺も臓器なので、
腫瘍、がんができることがあります。

 

甲状腺の病気は、圧倒的に女性に多い病気で、
こちらの病院でも9割が女性になっています。

 

 

具体的にいうとどういった症状が出てくるんでしょうか?

 

甲状腺の機能の亢進と低下では、真逆の症状が出てくるんでが

機能亢進の場合には、非常に疲れやすく、
汗が出てきて、心臓がドキドキして、歩いてても
走っているような状況になります。

 

それから、食事を摂っていても体重が減ってしまう
あとは下痢をしてくるとか、怒りっぽくなるとか
精神的なことにも影響してきます。

 

逆に橋本病の方では、同様に疲れるんですが、
暑がりが寒がりに、下痢が便秘にというように亢進症とは
逆さまな症状が出てきます。

ただ、これこそが甲状腺の病気ということがないものですから、
なかなか症状を見ただけで、最初に診断することが
難しい病気と言えます。

 

 

甲状腺の亢進、低下で腫れてきたりはないんですか?

 

首の下の甲状腺は腫れてきます。

ただ、なかには腫れはないんだけど、
そういうホルモンがたくさん出ているというのもあります。

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甲状腺の病気で死に至るというのはあるんでしょうか?

 

これは、幸いなことに甲状腺の病気で
なかなか命に関わるということはありません。

 

ただ、唯一、がんの中でも頻度が少ないんですが、
甲状腺の未分化がんというのありまして、

これは体の中にできるがんの中で
一番恐ろしいがんといわれているのですが、

あっという間に腫瘍が進展して、
呼吸困難になって亡くなってしまうという病気があります。

 

幸いなことに、甲状腺がんの9割以上を示す乳頭がんは、
たいがいは大人しいがんで手術の治療だけで、
シッカリ治すことができます。

 

 

どういう手術療法になるんですか?

 

手術は、甲状腺をがんの程度によって、
6割くらい摘る手術と、それから全摘術を行います。

そして、まわりのリンパ節、転移あるところ
転移の起こりそうなところを摘ることもあります。

 

甲状腺を全部とっても、甲状腺ホルモン剤というのがありますので、
そのあとは、通常の生活ができます。

 

 

確実に手術ができた場合は生存確率というのはどのくらいですか?

 

これは私どものデータですが、すごく生存率は高く、

通常、がんの生存率は、5年生存率、10年生存率というんですが
25年間を見ても、95%の方はがんで亡くなることなく
お元気で過ごしています。

 

 

日常生活の中で気をつけたいことにはどんなことがありますか?

 

まず、甲状腺がんも、橋本病、バセドウ病も
早期発見、早期治療が大事ですので、

少し具合が悪い時に、健康診断の項目にはありませんので
特に女性の方ですと甲状腺の病気を、
意識していただくということです。

 

それから実際に橋本病になった場合などは、
食事で少し、注意することがあります。

 

甲状腺はヨウ素というのが原因になって、
ホルモンがつくられているんですが、

ヨウ素の過剰摂取ですね。

特に昆布にはヨウ素がたくさん含まれていますので、

昆布の過食、例えば、サプリメントで飲み過ぎるとか
そういうのは気をつけてほしいところです。

 

 

伊藤公一先生のお話はココまで・・・・・・・・・・・・

 

 

 

中学の頃、音楽の先生がバセドウ病にかかっていた事もあって
はじめて甲状腺の病気のことを知りました。

その音楽の先生は、首に包帯をして、いつもサングラスをかけて
授業をしていたのを思い出します。

当時は、治療が難しかったようですが、
現在は、治療技術の進歩により治癒率も高くなっているようですね。

 

伊藤先生も、適切なタイミングで専門家に出会えれば、
命に関わる状況は少ないと述べています。

もし何か該当する症状があれば、
一度、医師に相談をしてみるようにしましょう。

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  • 2015 10.02
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管理者プロフィール

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