動脈塞栓術の堀信一氏「夢の扉」へ!がん兵糧攻めカテーテル治療とは

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3人に1人から2人に1人ががんになる時代
現代医療でもがんは最大の関心事でありながら
未だ、決定的な治療法が見つけられずいるのが現状。

そんななか、がん患者にとっては
光明となりそうな治療法が、10月4日放送の
「夢の扉+」で紹介されます。

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その治療法は、IGT(Image Guided Therapy)と呼ばれるもの。

カテーテルを使って、ピンポイントでがん細胞を攻撃し
がん細胞を兵糧攻めにして消滅させるというユニークな治療です。

 

「夢の扉+」には、この治療法の開発者である
ゲートタワーIGTクリニック院長の堀 信一が出演します。

 

ゲートタワーIGTクリニックを紹介した動画

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堀信一医師の経歴

1975年徳島大学医学部卒業。大阪大学医学部、大阪府成人病センター、スイス・ベルン大学医学部、八尾市立病院、市立泉佐野病院の放射線科を経て、2002年ゲートタワーIGTクリニック院長。

 

IGTは、高度な技術が要求される治療ですが
既に、新機種のカテーテルの開発もされているようです。

この治療が全国に広がっていけば
副作用の心配のないがん治療が期待できるものと思われます。

 

ただし、運営に関する費用面と
実際に治療を行う人の育成、人材を育てていくという
課題が残っているのも事実。

しかし、そのための方策も、
長期計画で着々と進められているようですね。

 

 

IGT・がんを兵量攻めにする治療とは

 

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大腿の付け根にある動脈から大動脈内に直径一ミリにも満たない細いマイクロカテーテルを挿入し、CT(コンピューター断層撮影)と血管造影技術を使って状況を把握しながら腫瘍部分に近づけ、抗がん剤を局所的に投与します。そのあと、同じカテーテルから腫瘍部分に栄養を送っている血管に吸水性の高分子ポリマーの塞栓材料を投入して血管を詰まらせて蓋をします。これにより、腫瘍部分に対して抗がん剤で攻撃を加えながら、栄養を絶つ兵糧攻めを行い、腫瘍を縮小・死滅させる治療法です。

記事引用元:日経ビジネスより
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150420/280149/?P=1

 

症状によっては、抗がん剤の使用はしないで
がん細胞への血流をストップさせてるだけの方法も
とられるようです。

がん細胞は、酸素を使わずに、
ブドウ糖を唯一のエネルギー源として
活動エネルギーを生み出していますが
エネルギー効率がものすごく悪い細胞です。

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その為、血流がストップしてしまうと
エネルギーが生み出せず、壊れていくわけですね。

堀先生曰く、がんのなかでもこの治療に適しているものは
乳がん、肺がん、肝臓がんだということですが、
最近は、その守備範囲も広げているということ。

 

ただし、脊髄にできたがん、脳腫瘍については
他の正常細胞に損傷を残してしまう可能性がある
ということで、課題が残っているようです。

 

 

血流をストップさせる為に堀先生が開発したのが
SAP-MS(Superabsorbent Polymer Microsphere)という材料。
研究開発に25年の時間を要しています。

 

 

この治療の課題は、億を超えてしまうという設備面の面、
治療者のスキル、それに患者側の経済的な負担などです。

 

堀先生は、IGT(Image Guided Therapy)を普及させる為の
戦略をシッカリ考えられいて、

日本全国にこの治療法を普及させていくための
アイディアを、現在実行中というわけですが、

その戦略についての詳しく語った、インタビュー記事については
日経ビジネスの方で詳しく紹介されています。

 

 

兵量攻めに弱いがん細胞

 

エネルギー効率が悪いがん細胞は
IGTによる治療法のように兵量攻めにさせるのが
一番効果があるように感じます。

 

抗がん剤治療を行うと、耐性菌と同じように
アンチドラックジーンで、がん再発するときには
前よりも強力ながん細胞になるよう
遺伝子を自ら組み替えてしまうことも知られています。

 

しかし、さすが食料が絶たれてしまうと、
がん細胞も対処のしようがありません。

 

がんを兵量攻めさせる物質として
知られているのが、紫イペ(タヒボ)と活性乳酸があります。

紫イペは、がんがエネルギーの供給を増やそうと
新生血管をつくるのを阻止する働きを持ち

活性乳酸は、がん細胞が、ブドウ糖から
エネルギー物質を生み出す時の酵素の働きに
制限をかけて、エネルギーを生み出しにくくする作用を持ちます。

 

血管をつまらせて、兵量を断つというのは
さすがに、物理的な作用を行わないと
難しいんですよね。

IGTの治療では、がんが必要とする栄養が届かないわけですから
その治療効果にはかなり期待が持てると思います。

 

 

 

川島なおみさんが、胆管がんの為
お亡くなりになりましたが、有名人ががんで亡くなる度に
がんは死と直結する病気というイメージが抜けません。

はやく、がんが普通の病気のように
当たり前に治る病気であるというイメージが広がれば、
病気に対するストレスも減ってくるのではと思います。

 

そういった意味でもIGTの治療が進歩して
誰でも治療が可能になる時代が1日でも早く来て欲しいですね。

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  • 2015 10.02
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