肺結核の初期症状を見逃すな!早期発見で感染拡大を防ぐことが大切

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肺結核は、日本では50年以上前には
死亡率の第一位で国民病として恐れられていました。

肺結核は、ストレプトマイシンをはじめとする、
各種の高欠格薬が使用されるようになって激減し、
もう結核は怖くないと、一時言われていました。

日本の現状は決してそうではありません。

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今でも年間20000人の人が感染しているとされ
そのうち1割にあたる2000人が死亡しています。

 

肺結核が増加傾向にある理由について

 

第1に高齢者の数が増えてきたことがあります。
結核菌の感染率は高齢者ほど高いのですが、
平均寿命が延びると当然高齢者の割合が増加し、
これらの人が新たに結核を発病することが多くなります。

 

第2には、集団発生の増加があげられます。
最近では結核菌に感染していない若者が多くなっていますが、
この人たちは結核菌に対する免疫力が低く、

また重症例が多くなるので、学校や職場などで
集団発生することが認められています。

 

第3には発見が遅れることが多いという事があります。
医療関係者の間にも結核に対する油断もあって、
早期発見の遅れにつながっています。

 

 

感染しているかどうかの検査について

・ツベルクリン反応検査
ツベルクリンという液を皮内注射して、48時間後に判定します。結核菌感染やBCG接種を受けた人は、皮膚が赤く反応します。痰(たん)の採れない方、胸部X線写真の撮影が出来ない方に有効です。 ただし、反応が結核感染の為か、BCG接種の為か判断しにくい場合があります。

・インターフェロンガンマ遊離試験(IGRA)
血液検査によって結核の感染を調べることができます。ツベルクリン反応検査は48時間後に皮膚反応を測定するため、再度医療機関を訪れる必要がありますが、IGRAなら血液を採って、試験管内で検査できます。BCGワクチンの影響を受けない為、ツベルクリン反応検査に代わって行われることが多くなっています。

記事引用元:公益財団法人結核予防会

 

 

◆ 肺結核・早期発見では初期症状を見逃さないこと!

 

肺結核は早期に発見して早期に十分な治療を行えば、
ほとんど治癒していく病気なので心配する必要はありません。

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次のような点に気をつけおくことで、
早期発見に見つけることができます。

 

結核になると咳や痰や微熱が長く続き、
全身倦怠感や食欲低下などの症状が現れます。

また重症化するとこれらの症状に加えて、
血痰や吐血、体重減少などが認められています。

一見風邪にかかった感じの症状が出てきますが、
症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返すのも特徴です。

 

肺結核の問題は人から人へと感染が拡大すること!

感染した人が咳をしたときに出る結核菌を含んだ
飛沫を吸い込んでししまうことで感染します。

家族内感染や職場での集団感染が多く認められます。

 

これらの感染の拡大を防ぐためにも、
咳や痰が2週間以上を続く場合には医療機関を受診しましょう。

主に胸部のレントゲン写真や痰の検査を行いますが、
最近では血液検査で結核菌に対する抗体を調べることも
できるようになりました。

高齢者や以前結核にかかったことがある人、
さらにステロイド剤や抗がん剤などで治療中の人は
結核を発病しやすいので十分な注意が必要です。

 

結核菌に感染した全ての人が発病するわけではありません。

免疫力でシッカリ抑え込んでいる人であれば
10年以上、潜伏したままになっていますが、

感染した時に、免疫の出来方がよくない人であれば、
直ぐに結核菌が増殖し発病することになります。

 

 

 

日本では、結核菌が薬に対しての耐性を持たないように
複数の抗生物質を使って治療しています。

しかし、菌は自ら遺伝子を組み替えて、
進化していくもの、今年6月の韓国で流行の兆しを見せた
スーパー結核菌も気になるところです。

大切なことは結核菌に負けないカラダづくり”です。

 

栄養素のバランスを考えた食生活、
質の良い睡眠、適度な運動を行って、平均体温を上げること
腸内環境を善玉菌優位になるよう整えること

結核菌自体が、紫外線に弱いと言われているので、
1日に1度はシッカリ太陽光の恩恵を受けるようにしましょう。

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  • 2015 11.11
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