コレステロールと脳の健康!脳梗塞やうつの予防には十分量の摂取を

この記事は3分で読めます

 

脂肪の中でもコレステロールは、
何年も前から悪者扱いされていました。

健康診断がある度に、総コレステロール値や
LDLの数値が高いと指摘され、

この数値をなんとか減らそうと
日本全国で、食事や運動など日々奮闘している人も
多くいました!

スポンサーリンク

厚労省では今年の4月の改訂により
コレステロール摂取量の上限値を設けないということで
新たな指針を出しています。

 

2014年3月に取りまとめた「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会の報告書で、2010年版で18歳以上の男性は1日750mgまで、女性は600mgまでと設定していたコレステロールの摂取目標量を、2015年版には取り込まないと決めた。

引用元:東洋経済

 

コレステロールの摂り過ぎは良くないと
一般庶民に、認識が広がっていた状態であったので、

なかなか、考え方を変えていくのは難しいかもしれませんね。

 

しかし、厚労省が制限を撤廃する前から、
コレステロールは、脳や精神の健康からみてみても
積極的に摂った方が良いということが言われていました。

 

 

◆ 認知症・アルツハイマーとコレステロールの関係

 

コレステロールは脳の健康づくりにおいて、
とても大切な働きをしています。

脳の神経細胞の細胞膜と受容体の主要な材料になる為、

コレステロールの摂取量が減ってくると
細菌膜でさまざまな不都合が起こりやすくなります。

 

認知症にかかった人の脳内では、
認知症特有の病変が見られるようになりますが、

実は、コレステロールには、この病変が現れてくるのを
抑えてくれる働きがあるということです。

 

アルツハイマーの人の脳内には、
コレステロールの量が普通の人よりも少なく、

その為、細胞膜が病変を起こしやすくなっている
こともわかっていますし、

 

実際、アルツハイマー病に罹っていた人の死後
その脳を調べたところ、アルツハイマーでない人の脳よりも
コレステロールの量が少なかったというデータもあります。

 

認知症、アルツハイマーだけではありません。

脳梗塞になった人の身体機能の回復度合いや
後遺症から見られる機能障害の多さについての調査によると

体内のコレステロール値が高い人ほど回復も早く、
機能障害も少ないというデータも公開されています。

スポンサードリンク

 

脳梗塞を恐れてコレステロールを
抑えた食事を続けていると、かえってよくない結果に、
つながると指摘されているわけですね。

 

 

◆ うつ(セロトニンの分泌)とコレステロールの関係

 

うつはセロトニンの働きが
スムーズにいっていないことで起こりますが、

セロトニンが無駄なくはたらく為には、
セロトニンの受容体が細胞膜の表面に出てきて、
セロトニンをスムーズに受け取らなくてはいけません。

 

そして、セロトニンの受容体が細胞膜の表面に
出てきやすいかどうかは、
コレステロールの存在が関係しています。

 

コレステロールの多い細胞膜では、
セロトニンの受容体が、表面に出てきやすいからです。

コレステロール値が高い人は、うつ傾向が低くなり、
コレステロール値が低い人ほどうつになる割合が高くなったり、

 

ハッキリと病気の症状が出ていなくても

うつ傾向が強くなったりするということです。

 

セロトニンの取り込みが低下すると
暴力的になったりキレたりすることもわかっているので、

コレステロールは暴力の衝動を抑えるともいえます。

 

大人の体内には、約25gのコレステロールが、
あるとされています。

そして、身体全体のコレステロール量の約4分の1を
脳内のコレステロールが占めているわけです。

 

それだけコレステロールは脳にとって
大切な働きをしているのですが、

体の健康のことを考えて、肉や卵を控えたことが
うつや認知症につながっていたとしたら

年をとってからの食事については、
考え方を変えなくてはいけなくなるわけですね。

 

 

 

ただ、コレステロールがどのように
脳内に入っていくかについては、
まだ完全に解明されていません。

 

コレステロールの材料に前駆体が脳内に入って
脳の中でコレステロールになるという説や、

なんらかの情報物質が通って伝達され、
そのことによって、脳内でコレステロールが
合成されるという説などがあります。

 

ですから、脳内のコレステロールを増やすために
この食品を食べましょうというところまでは、
残念ながら肯定できないということです。

しかし、その仕組みは解明されていませんが、、
体内のコレステロールが増えれば脳内のコレステロールも
増えることもわかっています。

 

コレステロールをいたずらに制限する食事をやめて、
コレステロールが含まれている食品については、
これからは、積極的におぎなうべきなのかもしれません。

スポンサードリンク
  • 2016 07.18
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

管理者プロフィール

2014y07m02d_171011791
このサイトを運営している管理者のモッサンです。 アラフォー世代で、自営業を行っています。 長年、健康関連の仕事をしていまして、特に予防医学的な視点から 様々なサービスや情報を提供してきました。このサイトでも、訪問してくれた皆様に役に立つ情報を提供してきたいと思います。 連絡は、次のアドレス迄 fumi@@mosica.xsrv.jp