減塩生活の実践でQOLの向上を!高血圧が関係する病気の予防効果が期待されます

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日本人は、世界的に見ても塩分摂取量が高い一方で、
平均寿命が高いこともよく知られています。

そんなかで、最近問題になっているのが
健康寿命です!平均寿命との差は10歳程あります。

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ちなみに、健康寿命は、身体の不具合などで、
日常生活が制限されることなく、生活できる期間ですね。

 

健康寿命が短くなっている大きな原因には、
高血圧が関係して起こる病気、

例えば、脳の血管が切れる脳出血、脳血管型の認知症、
慢性腎臓病や心臓疾患などがあります。

これらの病気ではたとえ命が助かっても、
生活の質が著しく低下してしまい、それ以降、ハンディを
背負った生活を強いられることになります。

 

血圧は加齢にしたがって上昇していきますが、

実は、それは自然現象ではなく、
長年摂ってきた食塩の量が影響していることが
インターソルトの研究で示されています。

 

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このデータでは、低食塩摂取の地域では、

高血圧の人は見られず、加齢による血圧上昇もほとんど
ないことがわかります。

 

 

◆ どうして塩分の高い食事をすると血圧があがるのか?

 

身体の中ではナトリウム濃度は常に一定に保たれています。

その為、塩分を過剰に摂取すると、水分を引き込みます。

はじめは細胞外液の量が多くなりますが、
血管内の循環血液量もふえてきます。

そうすると血管の抵抗が高くなり、
血圧が上昇しやすくなっていくわけですね。

 

血圧が上がると、血管が傷み、動脈硬化に進展し、
心血管疾患や狭心症、心肥大や心不全など、
脳血管疾患などが起こりやすくなります。

また、腎臓は過剰な塩分を排泄する臓器ですが、
塩分摂取が多すぎると腎臓の負担が大きくなり、
腎臓の機能が低下し、腎不全のリスクも上がります。

 

この他にも塩分の過剰摂取は、
高血圧とは関係なく直接、自律神経の交感神経を興奮させたり、

活性酸素による酸化ストレスを増大させたり、
インスリンの抵抗性を高めたりするので、メタボなどの様々な
生活習慣病の引き金となります。

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どうして減塩なのかというと
血圧が高いと、動脈硬化を含めて心臓や脳などの
心血管系疾患や、腎臓病など生活の質を著しく低下させ、

結果として、死にも直結する血管の障害を
引き起こすようになってしまうからです。

 

 

◆ 血圧以外の塩分過剰摂取の害

 

塩分の摂り過ぎは、高血圧以外の病気の原因になる
可能性が指摘されています。

 

1、尿路結石や骨粗鬆症のリスク

塩分を過剰に摂取する
過剰なナトリウムは尿に排泄されます。

この時にカルシウムの排泄量も多くなり、
尿中カルシウム濃度が上がって、尿路結石ができやすくなったり、
骨粗鬆症につながる可能性が言われています。

 

2、胃がんのリスクも

高食塩食では胃の粘膜が弱くなったり、
減塩食品では発がん物質のニトロソアミンを生成する
可能性があり、胃がんのリスクを高めると言われています。

これらの病気は、医学的根拠のレベルは
必ずしも高くありませんが、生活の質が低下させてしまうので、
減塩が望まれます。

◇ 平均寿命で男女とも1位になっている県が長野県です。

その原因の一つと言われているのが、県レベルで行った
減塩活動でした。

 

長野県の平均寿命は、昭和40年には男性で全国9位、女性は26位でした。県民1人が一日に摂取する平均の塩分量は、最も多かった昭和61年には15.1グラムと、全国でも高い水準。

そうしたなか、長野県が約30年前から取り組んできた「県民減塩運動」があります。

「減塩教室」の開催や「減塩パネル」「減塩カレンダー」の作成・配付などの啓蒙活動を実施したほか、「減塩みそ」の開発も行われました。

長野県が男性の長寿1位になるのは90年から5回連続で、今回は80.88歳で前回の79.84歳を上回る結果に。さらに女性は87.18歳で初めて1位に輝き、1975年からトップだった沖縄県を抜く快挙をみせた。

 

 

別に、行政の指導がなくても個人であっても
十分できる減塩運動です。

昔から言われていることですが、
血圧が高めの人は、是非、取り組んでみましょう。

 

 

あとは、それにプラスして有酸素運動を実践です。
有酸素運動は、手軽にできるストレス解消法です。

ストレスがあると交感神経を亢進させて、
ナトリウムの排泄が抑えられるというデータもあります。

ウオーキングや水泳、自転車など、
自分の好きな運動を楽しみながらやるのが一番です。

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  • 2017 03.04
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管理者プロフィール

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