冠攣縮性狭心症の診断が正しいかどうか?除細動器が作動の時の精神的な準備など!天野篤先生の話

この記事は4分で読めます

 

心臓は、人の一生が終わるまで
文句を言わずに働いてくれる大切な臓器です。

少々の無理や負担がかかっても
60兆個ある細胞に必要な栄養や酸素を届けるべく
日夜、働いてくれています。

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過労や過度なストレス、乱れた食生活などが
影響して、血液の供給に関するトラブルから、

現代人には、心臓病のリスクを抱えている人が
増えていると言われています。

 

今朝の生島ヒロシさんの「おはよう一直線」には
心臓外科の天野篤先生が出演。

心臓病に関するQ&Aということで、
リスナーからの質問に天野先生が
詳細に答えられていました。

 

 

天野篤先生の話はココカラ・・・・・・・・・・・・・

 

天野先生にはこれまで多くの質問がきているんですが、
今日は愛知県一宮市にお住まいの
クッキーのママさんからです。

昨年、55歳の主人が不整脈から心室細動になり
救急搬送されました。

気がついた時には心停止、喘ぎ呼吸の状態、
心臓マッサージを子供と交代にやりながら、
救急車を待ちました。

救急隊の方が到着して、ADE医療を行って脈が戻りました。

集中治療室で治療を受け、1ヶ月ほど入院、
植え込み型、除細動器ICDを埋め込む手術を行いました。

診断は、冠攣縮性狭心症でした。

今は、仕事をしているのですが、
時々、軽い発作があり、ニトロを服用して、
様子をみているというんですけど、

ここで、どういったことを注意すればいいのですか?
という質問になります。

 

まずですね。
冠攣縮性狭心症という診断が
本当に正しいかどうかということですね。

 

起こったことは確かに、冠動脈の血流、
心臓の栄養血管の血流が途絶えて、

それが、再開通したときに
心室細動という再還流障害が起きたんだと思います。

 

ADEがなかったら助からなかったと思いますね。

こういう患者さんが今多いんですね。

 

比較的このパターンで多いのは、
冠動脈の枝が出ている場所が少しずれている

どこにずれているかというと、
大動脈というのは、付け根から出ているんですけど

 

肺動脈という肺に血液を送る太い血管との間に、
近いところにずれていて、

負担、負荷がかかると
そこのところがキュッと狭まって、

血流が途絶えてしまって、そういう患者さんが
いらっしゃるんですね。

 

その診断がしっかりついていれば、
その部分を修復してあげれば、こういったことは、
起こらなくなるんですね。

 

このICD、除細動器を植え込んだというのは、
こういうことをしても、

電気ショックをかけて戻ったという事実から、
対症療法ですね。

 

根本的な治療ではないので、
もう少し、詳しく調べるか、そこのところが
ハッキリしていれば、

薬をシッカリ飲むと、冠動脈という攣縮、
縮こまらないようにする予防薬が、いくつかありますんで、

その中で一番効果的なものを、常用するということが
一番、正しい治療法だと思いますね。

 

クッキーママさんは、突然意識を失って
倒れたりすることはありませんか?と心配されているんですが。

 

あり得ます!

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あとは、除細動器が作動するときに
自分でわかりますから、

それで、精神的に病んでしまう方もいらっしゃるんで、

精神科の先生をあらかじめ予防的に受診して、
悩みをいろいろ聴いてもらうのが
いいと思うんですけどね。

 

薬がよく効いて何も起こらなければ、一番いいと思います。

 

先生だったら、どういった薬を出しますか?

 

一番、一般的には、ヘルベスタという
カルシウム拮抗薬というのがあるんですけど、

これと、あとニコランジュル(シグマート)
この辺を組み合わせるという方法じゃないでしょうか

 

 

もう一人、杉並区にお住まいの
オリエンタルリリーさんです。70歳の女性です。

56歳の時に、僧帽弁閉鎖不全の手術、
現在70歳です。

手術の際に、10年もしくは20年の心臓と言われ、
しかし、今は普通に生活しています。

先日、健康診断で、心電図に、
上室性期外収縮有りという結果でした。

1年後に再検査の連絡を受けたのですが、
どういうふうに捉えたらいいのでしょうか

 

心臓の手術をした方というのは、
不整脈が出やすいんです。

年齢があがって、高血圧や糖尿病が出てくると
心房細動という不整脈になりやすいんですね。

 

上室性期外収縮というのは、
心房細動に移行することがあるので、

そのことを気にしてなくてはいけない

 

ですから、定期的に心電図に検査を行って、

もし、心房細動に移行したときには、
それに対する治療、カテーテルアブレテーションとか

薬を使って、治療するということを行えば、

 

心原性脳梗塞と言いまして、
心臓が原因の脳梗塞を防ぐ方向に行きますので、

そういったことを注意されたらいいと思います。

 

 

静岡県御殿場にお住まいのマチコさん。85歳の方です。

心臓のカテーテルをやる場合の造影剤は、

1種類なんですか?

二度やり二度とも目がくらみ、
汗が滝のように流れて、気持ち悪くなりました。

三度目をやるように言われているんですが、
困っています。

今年、85歳、他に方法はないんでしょうか?

しかも、狭心症で、高血圧もあり、大変心配です。

 

85歳で、よほど身動きができないような
狭心症が起こらない限りは、

カテーテルは避けといた方がいいんじゃないでしょうかね。

 

結論としては。

造影剤には、複数のものがあって、

多分、そこで一番使っているものが、
アレルギーを起こしやすいと思いますので、

それを変えていただくというのが
次のアプローチになると思います。

 

まずは、やらなければいけないかどうかの判断を
少し詳しく、担当の先生から
聞かれた方がいいんじゃないでしょうか。

 

 

天野篤先生の話はココまで・・・・・・・・・・・・・

 

 

天野先生の話を聞いていると
セカンドオピニオンを持つことの大切さがわかります。

何か疑問に思ったら、即、担当医に聞いみるか

納得ができる回答がもらえないのであれば、
他の医療機関で、診てもらうことも必要です。

 

医療に関する、捉え方も
昔の人と比べて、大分変わってきましたね。

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  • 2016 01.31
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管理者プロフィール

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