インスリン抵抗性の原因に対処しメタボの悪循環サイクルの改善を!

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内臓脂肪型肥満があるとインスリン抵抗性が生じ、
それが血圧や血糖に大きな影響を及ぼします。

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンですが、
インスリン抵抗性とは、インスリンの効きが
悪くなった状態の事をいいます。

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インスリンは、細胞表面にあるインスリンレセプターを刺激し
細胞内にブドウ糖を取り込む為のドアを開かせます。

 

細胞内小器官のミトコンドリアで、
糖をエネルギー化する為の最初の入口として
大切な役割をしています。

また、余分なブドウ糖を中性脂肪に変えて脂肪細胞に取り込み、
エネルギー源として蓄える作用もしています。

 

 

食事をすると誰でも一時的に血糖値が上昇しますが、
インスリンが適切に働いていると

血糖の上昇に伴ってその分泌量が増え、
糖を細胞に取り込ませる仕組みになっていて、

 

その結果、食後1時間以内には、
血糖値は、正常値の範囲におさまるわけですね。

 

 

しかし、インスリン抵抗性があると細胞に
ブドウ糖がうまく取り込まれず、エネルギーとして活用されません。

 

こうしてブドウ糖が血中に溢れ、
だぶつく状態になるのが糖尿病です。

 

 

メタボは体からの警告!

 

インスリン抵抗性が関係するのは糖尿病だけではありません。

インスリン抵抗性が強くなると、
腎臓でナトリウムの再吸収が促されて、
血液中のナトリウム濃度が高くなります。

 

また、交感神経を刺激して末梢血管の抵抗を
高めてしまいます。

そのため、血圧が上昇します。

 

さらには、インスリン抵抗性によって血糖が多くなっても
余ったエネルギーを消費しなければ肥満が進みます。

 

それによって血圧はさらに上がり、
またインスリン抵抗性によって、血管壁に
コレステロールなどもたまりやすく動脈硬化も進行します。

 

 

インスリン抵抗性が生じると、
メタボを進行させ、高血圧や糖尿病などをさらに悪化させます。

これらは動脈硬化を悪化させ、
メタボの最悪の結末である心筋梗塞や脳卒中へと
向かうわけですね。

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メタボは、死の四重奏と死の交響曲と言われますが、
螺旋階段を下るように、一循環するごとに
体の破綻へ向かって、進んで行くことになります。

 

 

 

メタボへのきっかけになる”インスリン抵抗性”の
原因となっているのが”肥満”です。

 

肥満は、言い方を変えると”脂肪細胞が増えた状態”で、
この肥満細胞が増えていくに従って、

インスリンの働きを阻害する、遊離脂肪酸が増えたり、
インスリンレセプターの感受性を上げる
アディポネクチンの分泌が減っていきます。

 

逆に言えば、脂肪、特に内臓脂肪を減らすだけで、
驚く程、血糖値やグリコヘモグロビンA1cの数値が改善されます。

 

内臓脂肪を減らすには、食べ過ぎを防ぎ、
適度な運動(有酸素運動)で、十分対応できるので、

血管の老化である、動脈硬化の進行を防ぐ為には
できるだけ早めの対応が必要です。

 

心筋梗塞で命を無くしたり、脳梗塞で例え、命が助かっても
半身不随で生活を送ることになってしまっては、
人生の質は著しく、低下してしまいます。

転ばぬ先の杖は、メタボ対策に十分当てはまりますね。

 

 

増えている子供の高血圧

 

今は気をつけないといけないのが子供の肥満です。

検診で、小学校高学年から中学生まで
0.1~1%、、高校生では3%の子供に、高血圧が
見つかると言われています。

そして、その多くに肥満が・・・・・

 

肥満は、心拍出量や末梢血管抵抗を増やしてく
要因の一つです。

それが、また、高血圧へとつながっていきます。

 

成長期の代謝の良い頃に
代謝異常が生じていると、成長期がストップした
あとの老化の進み具合が気になるところです。

 

元々、日本人は、倹約遺伝子をもった人が
多いと言われています。

この倹約遺伝子が働くことで、
肥満になる人も多いのではと考えられています。

 

 

子供のうちに、正しい食事、適度な運動を
習慣化させ、大人になったときに、

自分である程度コントロールさせる能力を
身につけさせることが非常に大切になってきます。

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  • 2016 05.08
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