フレンチパラドックスとワインに含まれるポリフェノールとは

この記事は2分で読めます

 

ポリフェノールという言葉が広く知られるようになった
きっかけになったのが赤ワインです。

欧米人には、冠動脈硬化が原因になる虚血性心疾患が多いですが
それは、欧米化した食事、動物性の脂肪を多く摂るからだと
言われていました。

ところが、フランスの場合、動物性脂肪を多く含んだ食品の消費量が
他国と比べて、多いにも関わらず、心臓疾患で亡くなる人の数が
低い数値を示しています。

フレンチパラドックスという言葉は、ここから生まれました。

スポンサーリンク

 

フレンチパラドックスは、動物性食品を多く摂ると心臓病にになりやすい
という定説からはずれている、定説に対して、フランス人では、
逆説になっていることからパラドックスと呼ばれています!

フランスは、肉やバター、クリームなどをたくさん使用したソースという
脂っぽい食事と同時に、世界最大のワインの消費国としても知られています。

 

2014y07m23d_091618210

 

こうした事実から、ワインの健康効果に注目が集まり
疫学調査では、特に赤ワインを多く飲んでいる地域ほど心臓病が発生数が
少ないことがわかり、赤ワインが心臓病の死亡率を下げているのでは
ないかという仮説が出されました。

 

カリフォルニア大学の研究では、赤ワインにはアントシアニンをはじめ、
多くのポリフェノールが含まれていて、これが動脈硬化の直接原因になっている
悪玉コレステロールの参加を防いでいるという研究を発表したことから

フレンチパラドックスの謎を解明する鍵が、赤ワインのポリフェノールで
あることがわかりました。

スポンサードリンク

 

カリフォルニア大学の研究をきっかけに各国でも追試され
日本では、国立栄養研究所を中心に、人での効果を確かめた研究が注目を集め
赤ワインブームとポリフェノールへの健康効果が知られ事になるわけです。

 

2014y07m23d_092147944

 

赤ワインに含まれているポリフェノールの代表が
ワインの赤い色素、アントシアニンという成分です!

ワインを作るときには、皮から種までまるごとつぶして発酵させますが
そうしてできた赤ワインには、苦味成分のカテキンやタンニン、ケルセチン等
多くのフラボノイド系のポリフェノールもたくさん含まれています。

 

そして、ワインが年月を経て、熟成するにしたがって、これらのポリフェノールが
重合して、抗酸化作用が一層強化されていくそうです。

特にアントシアニンは、緑茶に含まれているカテキン並みの
高い抗酸化力をもっていて、老化制御という面でも現在、注目されている成分。

 

現在、万病の元といわれる活性酸素を消去することを目的に
つくられているサプリメントの中には、このポリフェノールを原料として
使っている商品も多く販売中。

赤ワインには、抗酸化作用の他にも、脂肪の吸収を遅くしたり
虚血性疾患の原因となる、血栓を予防する効果などもわかっています。

 

フランス人が、ある程度の脂肪をとっても、ワインに含まているポリフェノールが
働いて、血管の老化を防いでくれているわけですね。

ただ、体にいいからといって、飲みすぎには注意が必要です!

スポンサードリンク
  • 2015 07.21
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

管理者プロフィール

2014y07m02d_171011791
このサイトを運営している管理者のモッサンです。 アラフォー世代で、自営業を行っています。 長年、健康関連の仕事をしていまして、特に予防医学的な視点から 様々なサービスや情報を提供してきました。このサイトでも、訪問してくれた皆様に役に立つ情報を提供してきたいと思います。 連絡は、次のアドレス迄 fumi@@mosica.xsrv.jp