免疫力を高めるセレニウムは抗酸化ビタミンとの組み合わせで制がん効果が期待される

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カルシウムとか鉄のように
栄養摂取に関心のない人には
あまり知られていませんが、

人の健康維持や予防医学という
視点からみても、セレニウムは、
非常に大切なミネラルです。

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体重60キロの人の体内の中には
セレニウムは、11ミリグラム程あり、

1日の必要摂取量は
40~200マイクログラムと
言われています。

 

セレニウムが摂取されると
様々な生理作用が現れます。

例えば、免疫力の促進、制がん、
抗酸化作用、抗炎症作用、排毒などの
作用が報告されています。

 

 

セレニウムのがんの抑制効果

 

がんとの関係では、
細胞の核の中に格納されている
DNAの配列が

細胞をがん細胞化させるように
スイッチが入る前段階として

 

核の膜の多価不飽和脂肪酸が
活性酸素等によって

障害を受けるということが
あるのですが、

 

セレニウムの存在によって
酸化障害を防げると同時に、

体内に発生したがん細胞に対して
細胞性免疫が作用するように

 

免疫が働くように導く働きを
セレニウムは持っている
ということです。

 

 

また、がん細胞へと症状が進み
西洋医学の治療として、

化学療法や放射線療法を
受けるような場合でも、

 

それらの副作用を抑えるのに
非常に役立ってくれるのが
セレニウムです。

 

 

セレニウムと抗酸化作用の活性化

 

細胞がエネルギーを
作り出す過程で、2~3%は発生する
言われる活性酸素。

この酸素の還元電位は
820ミリボルトと強い酸化力を
持っています。

 

その為活性酸素は、
周囲にあるものを片っ端から酸化させ、
生体にダメージを与えます。

 

この場合、
そこが病巣や病根であれば、

酸化させ病気の進行を
抑制する効果もありますが、

活性酸素の量が増えると
正常組織にも悪影響を与え、

様々な病気を引き起こします。

 

セレニウムには、
このように代謝の過程で発生する

活性酸素の作用を抑制する
働きがあります。

 

そのパワーは、
抗酸化ビタミンの代表
ビタミンEの

数百倍の 優れた力を持つと
言われています。

 

それは、抗酸化酵素である
グルタチオンペルオキシターゼの

働きを活性化してくれる
ミネラルだからです。

 

最も強烈と言われる
活性酸素のOHラジカルを
消去する為には

グルタチオンペルオキシターゼの
作用は欠かせません。

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また、セレニウムは
自然の酸化防止成分として、

細胞膜などの多価不飽和脂肪酸の
酸化を未然に防ぐことによって、

 

細胞や組織の柔軟性を
保ち続けていくのに役立つ他

局所ホルモンである
プロスタグランジンの生成にも
必要です。

 

これら一連の働きは、
動脈などの血管をいつまでも若々しく
維持するのに役立ちます。

 

 

セレニウムはその量により毒にも薬にもなる

 

がん細胞を抑える働き、
活性酸素や炎症を抑制する作用

病気に対する抵抗力の促進
(肝機能の維持にはセレニウムが
不可欠である)

 

セレニウムの欠乏症である
カシンペック病(背が伸びない、
骨が曲がる)には不可欠です。

 

ただ、このセレニウムは
摂取量が少なすぎると大して効果が
期待できな一方で、

摂取量が過剰になり過ぎると
砒素と同様の毒性が出てくると
言われます。

 

安全といわれる適応範囲が
他のミネラルに比較して
狭いというのも事実です。

しかし、こういうことは
人体実験ではなかなか試されないので、

まだよくわかっていない
というのが実情です。

 

 

日本の現状とセレニウムの摂取量

 

化学肥料に含まれる硫黄や
酸性雨に含まれる硫黄のために、

セレニウムの穀物や野菜への
吸収が妨害されるように
なっています。

その為、野菜からの
日本人のセレニウム摂取量は
減っている言われています。

 

また、公害等の影響により
有毒金属の摂取量が増えていますが、

セレニウムはこれらと
容易に結びついてくれます。

 

その結果として
有毒ミネラルはその毒性を
発揮しにくくなりますが、

セレニウムの抗酸化力も
その分減殺されてしまいます。

 

総合的に考え合わせると
セレニウムは700マイクログラム
以下であれば

毎日、サプリメント等で
摂取していてもその危険性は

心配するほどではないと言えます。

 

 

制がん効果、活性酸素による
悪循環にブレーキをかける作用から

もし、がんと診断されたら
真っ先に実践したいと思うのが
このセレニウムの摂取です。

 

アメリカの国立がん研究所が
中国のリンシャンで、

5年間かけて実施した実験でも

セレニウムによる
がんを抑える効果が示されています。

 

ビタミンACE等の抗酸化ビタミンと
セレニウムの組み合わせは
予防として最強と言えるでしょう。

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  • 2017 07.12
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管理者プロフィール

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