血管の老化を早期に検査チェック!血管を傷つける要因知り改善と予防に努めよう

この記事は4分で読めます

 

人の体は細胞でできていますが

その一つ一つの細胞に
必要な栄養や酸素を届けているのが
血液です。

そして、その血液の運搬に
関わっているのが血管です。

 

血管の老化である、動脈硬化が進行すると
細胞への酸素や栄養の供給が
阻害されることになるわけです。

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血管の老化を早期に発見することや
傷つける要因を知って、

それらを避けるような
生活習慣がつくっておくことが
必要です。

 

 

血管を傷つける要因

 

■ 血糖と血管の老化

血中のブドウ糖が多すぎる状態・・
所謂、血液がベトベトした
状態になると

血管壁に直接傷害を与えたり

血管の透過性を高め、
酸素の運搬がスムーズに
行かなくなったりします。

 

また、血中のブドウ糖は
タンパク質と

結合しやすい性質を
もっていることから

 

赤血球や血小板などが
凝集しやすい状態にあり

それがまた、血管にトラブルを
与える要因となります。

 

また、血糖値が急激に上昇する、
血糖値スパイクは、

血管壁を傷つけやすいので

 

特にご飯やパン、麺類などの
炭水化物過多の食べ物を

早食いする習慣を持っている人は
気をつけたいところです。

(急激な血糖値の上昇が
血管壁を傷つけます。)

 

 

■ 血圧と血管の老化

血圧が高いと、血管壁の内側に
強い圧力がかかるため、
血管が傷つきやすくなります。

血圧の高さは動脈硬化と血管年齢に
密接に関連しています。

 

高血圧の人は、
血管に常時、圧がかかることから、
血管は傷みやすくなり、

それを守ろうとして
血管は硬く分厚くなるわけですね。

 

また、動脈硬化になると
末梢血管抵抗が増大し、

そうすると心臓はより強い
圧力をかけて多くの血液を

全身に送ろうとするために、
血管壁が強く圧迫されて
血圧が高くなり、

 

それが、血管の内壁を
更に損傷させるという悪循環に。

最小、最大血圧の差の事を
脈圧と呼んでいますが、

血管が傷つき、動脈硬化が進むと
この差が大きくなるわけです。

 

その差の大きさが
ストレスを与え、動脈硬化を
さらに進行させます。

脈圧の大きい人ほど
生存率が低くなることも統計上
わかっています

 

 

■ 脂質と血管の老化

悪玉コレステロール(LDL)は、

肝臓から60兆個ある全身の細胞へ
コレステロールを運搬します。

 

そして、血管壁にこびりついて
血管内外の膜をつくり、

血管の壁を厚くします。

善玉コレステロール(HDL)は、

血管壁にこびりついている
LDLコレステロールを肝臓に
回収する働きをします。

 

そういう働きから
HDLコレステロールが多いと

動脈硬化のリスクが
軽減されるわけです。

最近は、LH比も注目されています。

 

中性脂肪もエネルギー源として
必要不可欠な栄養素です。

いつもは皮下や脂肪細胞に
貯蔵されています。

 

貯まり過ぎてくると
肥満や内臓脂肪、

そして、脂肪肝の引き金になります。

 

また、中性脂肪値が高くなると

HDLコレステロールを減らし、
LDLコレステロールを増やします。

動脈硬化を進行させる
糖尿病にも悪影響を与えます。

 

糖尿病に罹っている人が
中性脂肪が高い状態にあると

ブドウ糖の処理能力が低下し、
インスリンの分泌が抑えられます。

 

要は、中性脂肪が血中に
多く存在していると

インスリンの作用を
阻害してしまうわけです。

 

 

■ 尿酸と血管の老化

尿酸値が高い状態も
血管を傷つける要因になります。

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血管の老化を進行させないためには
尿酸値にも注意が必要です。

 

血中の尿酸値が上昇すると

血液の粘度が高くなり、
血管壁に炎症が起こって、

血管が傷つきやすくなります。

 

尿酸は細胞の燃えカスとも言われ、
細胞に含まれるプリン体が

肝臓で代謝される過程の中で
生まれる老廃物です。

 

通常であれば、腎臓でろ過されて
尿として排泄されますが

内臓脂肪が貯まっていると
内臓脂肪から放出された中性脂肪が
代謝されて

多くのプリン体ができ、
尿酸の量が増加すると考えられています。

 

腎臓の働きも低下し、
血中の尿酸を排泄しきれなくなって

高尿酸血症になります。

 

高尿酸血症を放置していると
尿酸が尿酸ナトリウムという針のような
結晶となって、

体の組織に蓄積します。

 

肥満の人ほど、それに比例して
尿酸値も高い傾向にあるので、

肥満の解消が必要です。

いろいろな要素が重なって、
血管が傷つく割合が高くなり、

時間とともに血管の老化である
動脈硬化が進行していくわけですね。

 

 

動脈硬化は血管の老化です。

血管が硬く硬直化してくると
細胞への酸素や栄養素の
供給が悪くなり、

体の根本的な働きである
細胞の新陳代謝の流れが悪くなるわけです。

まさに、人は血管ともに
老いるということになります。

 

 

3つの検査項目で
血管の状態が確認できる

 

尿たんぱく

尿にたんぱくが漏れているかを調べます。

たんぱくは、身体を構成する
基本的な成分なので、

腎臓が健康な状態であれば
排出されることはありません。

腎臓の毛細血管が傷ついていると
尿中に漏れ出してきます。

 

血清クレアチニン

クレアチニンは老廃物の一種で
腎臓でろ過されて尿から
排出されるものですが、

血中に多く存在する場合は、
腎臓でろ過が完全にできていない

状態となっていることがわかります。

 

eGFR

腎臓が血液をろ過する力を示したもの

体内に残っている
クレアチニンの量と性別、

年齢から計算して
算出することができます。

 

 

血管の若さを保つためには

 

タンパク質、糖質、脂質、
それに、ビタミンやミネラルなどの
栄養素摂取のバランスを考えた、

そして、人の食性にあった
食べ物を、腹八分程度に摂るようにする
という

根本的な食生活の改善と共に

 

適度な運動、ウォーキングで
エネルギーを燃焼させていく
ライフスタイルが大切になってきます。

 

手軽にできる運動が
ウォーキングになるのですが、

実行する時は
漫然と歩くのではなく、

次の三点を意識するようにしましょう。

 

● 膝をしっかり伸ばし、

● 踵から地面につくようにし
つま先の方へと体重を移動させ、

● 歩く時には腕を前後に
大きく振るようにする

 

このような事を意識して
ウォーキングをしていると
少し汗ばんできます。

心肺機能も高まり、
脳に供給される血液量も増え、
脳も活性化します。

 

1週間に3日ほど
理想は、毎日30分は、

確保したいものです。

ふくらはぎは第二の心臓といわれ、
ポンプ効果で心臓に血液を
戻してくれます。

 

足をよく動かしたり、
足への適度な刺激を行うことで

下半身の血行が良くなり、

心臓への負担を軽くし
脳の働きも改善されてくるでしょう。

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  • 2017 01.23
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管理者プロフィール

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