歯周病は全身疾患とリンクする!難治性歯周病の原因はプラークでなく食事だった?

この記事は3分で読めます

 

歯周病で歯を失くしてしまうと
脳の働き、特に記憶力が低下すると
言われています。

脳を働かせるには
酸素と栄養素が途切れることなく

常に新鮮な血液が巡らせておく
必要があるのですが、

歯を無くなると噛む力が衰え
脳に供給される血液が
十分に届きにくくなるわけです。

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歯が1本でも失くなると
その隙間を埋めようと他の歯が移動し
咬み合わせが悪くなり

腰痛や頭痛、肩こり、眼精疲労をはじめ
いろいろな症状が現れてきます。

 

咀嚼回数が減るので、
骨電流が起こりにくくなり、
骨粗鬆症も進行するケースもある等

歯周病を悪化させると
全身疾患につながる可能性が
あるということです。

 

 

歯周病で血栓の増加って?

 

重症の歯周病に罹っている人は
CRP(C活性型タンパク質)の数値が
高いと言われています。

CRPは、炎症や細胞の破壊があると
血中に増加するタンパク質の事。

 

そして、CRPの数値が高い人ほど
脳梗塞や心筋梗塞の原因である

血栓が出来やすくなると
言われているので、

歯周病を歯の問題だけだと、
捉えていると、後で、痛い目を
見るかもしれないわけですね。

 

 

ちなみに、血栓は血管内皮細胞が
傷つくことでできやすくなります・・

 

血管の内側で、血液と絶えず
接しているところには、

血管内皮細胞という
一層の膜のような細胞群が
びっしり並んでいます。

 

この内皮細胞が正常に働いていれば、
血液がサラサラと流れています。

この層は、たった一層
ということからわかるとおり

傷つきやすいところです。

 

血流は、意外と早いので
内皮細胞は傷つきやすく、

ほんのわずかな傷口であっても

内皮細胞は剥がれやすい
状態にあります。

 

血管を詰まらせる原因である血栓は

この内皮細胞が剥がれることから
起こるのですが、

剥離していく原因として
考えられるのが動脈硬化です。

 

動脈硬化は、動脈壁に
石灰が蓄積して硬くなっており、

血液の流れを妨げたり、
内膜がはがれやすくなって、

様々な病気を引き起こす
原因になってきます。

 

血管内皮細胞が傷つくことで
プラークの形成が進みますが、

炎症性細胞が活性化されることも
プラーク形成に大きな役割を

果たしていると言われています。

 

 

別の説によると・・・

 

歯周病菌は、歯垢に生息し、
歯肉の毛細血管から

血中に侵入し、血流に乗って
全身の細胞に運ばれ、

細胞内に寄生して、
酸素や栄養素を横取りする。

 

その結果、細胞内の代謝が
うまくいかなくなる

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ということも言われています。

 

これは、腸内細菌についても
言えることです。

 

また、冠状動脈中に血栓をつくり

血流を流れを悪くして
狭心症から心筋梗塞を起こしたり

冠状動脈中にできた血栓が剥離し、

 

剥離した血栓が、脳の血管で
詰まることで脳梗塞になったりと

歯周病を持っている人は、
血流悪化や細胞の代謝が悪くなるなど

体全体の不調を招く
危険があるということです。

 

 

ちなみに、歯科医院に、
年に1回、ケアを行っている人は

心筋梗塞や脳梗塞に罹るリスクが
低くなるというデータも出ています。

 

歯周病と口の中の衛生の不良状態が、
脳梗塞や心筋梗塞などの

冠状動脈疾患に対する原因に
なっていることを

 

どれだけの人が
知っているでしょう?

意外なところにも
危険は潜んでいたということです。

 

 

丸橋全人歯科院長
丸橋賢先生の話から

 

歯周病の唯一の原因は
プラークであるということで、

 

治療目的はすべてプラークの除去
(プラークコントロール)にあり、
という定説に

疑問を感じた丸橋先生は、

 

なかなか治らない
歯周病の原因を食生活にありと
いう説を唱え、

多くの歯周病患者さんの
治癒に成果をあげています。

 

定説に従って治療しても治らないのは、
定説が変なのだと私は思いました。

わからないことはわからないまま
じっと観察し、

疑問に従っていろいろ
調査研究し続けました。

まず体調と食事を疑いました。

患者さんをはじめ、
食事戒律のある宗教の人たち、

文明におかされていない
モンゴルの遊牧民族やケニアの
マサイ族の人たちなど、

食事、口腔、体調との関係を
調査分析した結果、歯周病の
根本原因は生活、

特に食生活にあると確信しました。

そこで、治療の前提に食事改善を
とり入れたところ、

抜け落ちる寸前の歯周病も
治るようになったのです。

 

 

難治性歯周病に罹っている人の
食事内容には、共通するパターンが
あったようです。

それは、高脂肪、高糖質、
低繊維、低ビタミン、ミネラルの食事

しかも、柔らかい食べ物を
習慣的に摂っていたとこのこと。

 

栄養障害と刺激が不足していた
ということになるのでしょうか?

習慣ですから、

一足飛びに悪くなったのではなく
徐々に軟弱な方向に向かって
いったということなんですね。

 

 

口の中の健康状態は
全身の健康を写す鏡ともいえます。

丸橋先生が指摘されているように
歯周病になったら

まずは、食生活の改善を
意識してみる必要がありますね。

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  • 2017 02.05
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管理者プロフィール

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