糖尿病合併症につながる2つの原因?神経障害&血管障害はなぜ起こる・・

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糖尿病にかかってから
7~8年ほど経過してくると
様々な合併症がでてきます。

神経がしびれる、様々な炎症
目が見えなくなる等・・

それらすべてが慢性的な
高血糖による血管障害や神経障害に
由来すると言われています。

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なぜ、高い血糖値が長く続くと、
トラブルがでてくるのでしょうか?

主に二つの要因が考えられます。

 

 

糖尿病から合併症が起こる原因

 

一つ目は、浸透圧が上がることです。

 

浸透圧といえば塩分濃度等が
よく知られていますが、

ブドウ糖の濃度も塩分濃度と同様に
細胞に影響を与えます。

血液中のブドウ糖の濃度が
高い状態なままだと、

血管を構成している
細胞内にある水分(細胞内液)が
血液中に移動します。

 

体には常に一定の濃度を
維持しようとするメカニズムが
あるので、

体液全体の濃度を均一にしようと
働くようになり

その結果、血管の細胞はしなびて
縮んだ状態になります。

 

糖尿病の自覚症状として、
”喉がかわく””おしっこの回数”が
増えるなどがあります。

浸透圧が上がると

血管からしみ出た水分で、
血液の濃度が薄くなり量が増えます。

 

体は血液中に含まれる
余分な水分を尿として出すようになるので、

水を飲んでもすぐ喉がかわく
さっき、おしっこに行ったのに
また行きたくなる等の

自覚症状がでてきます。

 

 

ちなみに、糖尿病の人は
おしっこから、亜鉛やマグネシウムなどの
ミネラルを

健常者の2倍捨てていることが
わかっています。

 

おしっこの回数や量が増えてくると
その分、排出する量がふえてしまうと
いうことと、

亜鉛もマグネシウムも
現在の食生活では、不足しがちな
栄養素と言われているので、

ある一定量を超えてしまうと
ミネラル不足の影響で
様々なトラブルがでてきます。

 

細胞の新陳代謝の流れが
悪くなったり

マグネシウム不足になると
足がつる、目の網膜に亜鉛が
無くなるなどすると

視力が働かくなる等の症状が
出てきます。

 

 

二つ目は、細胞膜の変性です。

 

血液中にブドウ糖が多くなると
血管などの細胞膜中のタンパク質と結合する
”糖化”が起こりやすくなります。

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細胞膜の糖化が進んだ細胞では、
正常に働くなることにプラスして、

大量の活性酸素が生じてきます。

 

活性酸素が体に悪影響を及ぼし、
さまざまなトラブルを招きます。

鉄が錆びてボロボロになる状態が
細胞レベルでも起きているということを
イメージすればわかります。

細胞膜が、糖化に加えて酸化すると
酸素や栄養素、水の出し入れがスムーズに
いかなくなり、

やがて、組織レベルで
働きが悪くなり、体全体としての機能も
維持しにくくなるわけです。

 

 

糖化、酸化が進んでしまうという事は、
健康を根本から奪ってしまうことに
繋がります。

このように、慢性的な高血糖にあると
浸透圧の上昇と細胞膜の変性

この二つの要素によって
血管や神経に何らかの傷害を
与えるスピードが高まってきます。

 

 

血管や神経への悪影響は多種多様

 

血管が傷ついて出血したり
血管が詰まったりすることによって、

各組織や臓器への血液の供給が
悪くなる為、器官の働き悪くなったり

供給が完全にストップしてしまうと
脳梗塞や心筋梗塞を起こします。

 

毛細血管が多く集まっている組織
目や腎臓、肺などの働きにも
多大な影響を与えます。

また水分量が減り、
細胞膜にダメージを受けた細胞は、
抵抗力も下がるので、

様々な感染症にかかる危険度も
高まってしまいます。

 

糖尿病の人は、肺炎や尿路感染、
皮膚感染等にかかりやすくなってしまうのは

免疫力が弱まっているからです。

 

手足の先、末梢部分への影響は、
良く知られていて、

皮膚が弱くなること、
神経障害のせいで感覚を失うこと、

傷が治りにくくなることなどが
重なって、気づいたら重症化していた・・

 

細菌感染などが
起こりやすくなるほか、

最悪のケースでは、組織の壊死が
手足の指先から腕や足にまで広がり

切断止む無し等の状態になる
ケースもあるわけです。

 

 

 

糖尿病にかかっても
初期の頃は痛くもかゆくもありません。

ですから気づかずに放置したまま
合併症が現れる寸前になって
慌てるという人も少なくありません。

糖尿病で恐ろしいのは
合併症です。

 

それを未然に防ぐには、
食生活の根本的改善と運動です。

食べ過ぎと体を動かす事への
不精を正していくことです。

 

糖尿病はまさしく
生活習慣病なのですが、

さらに深めると
性格習慣病と言っても
よいかと思います。

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  • 2017 07.30
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管理者プロフィール

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