高血糖だけが糖尿病合併症の原因ではない!活性酸素の悪循環サイクルも

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予備軍の人を含めると
日本では2050万人の人が糖尿病
と言われています。

初期の頃は、特に不快な自覚症状が
ないだけに、そのまま放置・・・

なんて人も多いのかもしれません。

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しかし、糖尿病で恐ろしいのは
発病してから7~8年経ってから起こる
様々な合併症です。

 

 

高血糖と血管へのダメージ

 

血糖値が高い状態、いわゆる
高血糖の状態が長く続くと

血管細胞の新陳代謝が低下して、
徐々に血管が硬くなり、

弾力性も弱くなっていきます。

 

血管の老化である
動脈硬化が進みます。

一旦、硬くもろくなった血管は
なかなか元に戻りにくく、

細胞に新鮮な酸素と栄養素が
十分に送られなくなります。

 

糖尿病の三大合併症である
網膜症、腎症、神経障害は、

毛細血管が密集している
器官で起こりますが、

 

これらの弱い血管は、
高血糖の影響を受けやすく、

障害も出やすくなっているからです。

 

これまで糖尿病と合併症の関係は、
高血糖が主な原因だと・・
考えられてきましたが

活性酸素が関係する
悪循環サイクルも影響を
与えているということです。

 

 

高血糖が招く活性酸素の悪循環

 

健康診断の血液検査で、

糖尿病かどうかの
指標となっているのが

”グリコヘモグロビンA1c”です。

 

この検査は、
赤血球のヘモグロビンの中で
糖と結合しているのが

何パーセントあるかを
調べるもの。

 

普段の血糖値が高い人は
この数値が高くなり

低い人はA1cの数値も
低くなるというわけです。

 

そして、高い数値は
長期にわたって、

その人が高血糖の状態にある
ということを

教えてくれているのですが、

 

もう一つ・・・

血中のタンパク質と
ブドウ糖が結びついた

糖化タンパクの量が増えている事も
示してくれています。

 

実は、血液中で糖化タンパクが
つくられる時には、

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エネルギー代謝の副産物として
活性酸素ができます。

 

つまり、
ヘモグロビンA1cの数値が
高い人ほど、

活性酸素の量が増えてしまっている
ということです。

 

ブドウ糖が血中に溢れてくると

細胞内に急いで取り込もうとして
膵臓からインスリンが分泌されます。

 

インスリンを分泌する
β細胞は、活性酸素の障害を
受けやすいところでもあるので、

血糖値が高い状態になると
活性酸素の影響をもろに受ける
ことになり、

 

酸化を抑える抗酸化システムが
追いつかないと、酸化が進み

膵臓の働きが悪くなり
インスリンの分泌が悪くなります。

 

インスリンが足りなくなると
細胞内にブドウ糖が取り入れにくく
なってくるので、

益々、血糖値が上がりやすくなる
という悪循環を招くことになります。

 

 

実際、糖尿病にかかっている人の
尿を検査すると

健常者よりも
抗酸化栄養素のビタミンACEや

抗酸化酵素を動かす
銅、亜鉛、マンガン、セレニウムなどの
ミネラルの量が少なくなっています。

 

これは体内で多く発生した
活性酸素を消去するために

抗酸化栄養素や酵素が
使われてしまったことが
関係しているわけですね。

 

高血糖を防ぐには、
普段から、糖分の多い食べ物の量を

コントロールする必要が
あるのはもちろんですが

活性酸素の悪影響に対しても
シッカリ対策を
とっておきたいところです。

 

 

 

活性酸素については、
1990年頃から、万病の元と
いうことで、

雑誌や書籍、テレビの健康番組でも
取り上げられてきましたが

一部の人を除いて、
そのことを意識している人は
まだまだ少ない感じがします。

今、特に血糖値が高めの人は、
活性酸素の悪循環サイクルを
避ける為にも

抗酸化栄養素を普段から
シッカリ補っておく必要がある
ということですね。

ビタミンACE、野菜や果物にある
カロチノイドやフラボノイド

体内の抗酸化酵素の
キーミネラルである

銅、亜鉛、マンガン、セレニウム等は
サプリメントなどで

シッカリ補いたいところです。

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  • 2017 09.04
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