バセドウ病の治療法と治療期間&運動再開の時期等・伊藤公一先生の話

この記事は4分で読めます

 

ホルモンを分泌する器官の中で
最大のものが”甲状腺”です。

”ホルモン系”の働きは、
免疫系、神経系と互いに影響を
与えながらバランスをとり

体の健康状態を維持してくれています。

スポンサーリンク

今、日本では10人に1人が
甲状腺に関係する病気にかかると
言われています。

その代表的な疾患が「バセドウ病」です

 

今朝の生島ヒロシさんの
「おはよう一直線」には

甲状腺疾患を専門で治療されている
伊藤病院の伊藤公一先生が出演。

 

”バセドウ病”について
現在、どのような治療が
行われているか等を

詳しくお話されていましたので
紹介したいと思います。

 

伊藤先生の話はココから~~~~

 

甲状腺のこと、バセドウ病について
いろいろ教えていただきたいんですが?

 

甲状腺は、人間の首、
喉ぼとけの下のところにあります。

蝶々が羽を広げたような
形なんですけど

通常は柔らかくて、
皮膚と筋肉の下にあるんですが

その輪郭を触れることはできません。

 

バセドウ病や橋本病のように
全体が大きくなったり、

あるいは、腫瘍ができたり
一部に瘤ができたりして

病気が発生してきたりするので、

自分でまず、喉ぼとけの下を
なぞってみる必要があります。

 

 

「ちょっとおかしいな?」と感じる時は
どんな症状がでるんですか?

 

全体の輪郭を触れたりとか
一部のところに瘤を感じる時には

何かしらの甲状腺の病気がありますので

専門医を受診された方が
よろしいかと思います。

うちのスタッフは、初期症状として
体が動きにくくなって、

最初は脳の病気を疑ったようなのですが

先生のところで診ていただいたら
バセドウ病という診断でした

 

どういう症状がでたら
バセドウ病を疑えばいいですか?

 

これが非常に難しいところなんですけど

バセドウ病そのものは
エネルギーが空焚きされたような
状態になりますので、

甲状腺機能、ホルモンが高いせいで

疲れやすくなったり
あるいは痩せてきたり

下痢をしたり気分が高揚したりと・・・

 

さまざまな症状があるんですけど

これこそはバセドウ病という
症状はなかなかありませんので、

まずは、いくつかあるチェック項目で
該当するときには、

「ひょっとしてバセドウ病かも?」と
思って検査をするとすぐにわかります。

 

 

何となくバセドウ病というと
目に症状が出るというイメージが
ありますが?

 

確かに目が出てくるというのは

バセドウ病の特徴的な症状の
一つなんですけど

全ての方に出てくるということでは
ありませんし、

最近は、疾患が早期に
発見されるようになりましたので、

以前より、目に症状が現れる方が
少なくなりました。

ただ、目の症状があっても
治療法が確立されたものがいくつか
ありますので、

そう悲観されなくても
よろしいかと思います。

 

 

お薬でも治るケースもあるわけですね?

 

バセドウ病の治療には
3種類の治療法があります。

まず、お薬を使っての治療があります。

ホルモンの出方をみて、
だんだんと量を少なくして
いくんですが、

なかなか症状が改善されない
3年経っても5年経っても
良くならないとか・・・

 

あと、お薬によって、
副作用が出てくる方がありますので

その場合には、
アイソトープ治療という
特殊な放射線治療と

スポンサードリンク

それから手術を行います。

 

それぞれ一長一短があるわけですね?

 

一長一短がありますので
患者さんに適した、治療法を
選択するのが大切になってきます。

 

治療はどのくらい
時間がかかるものですか?

 

薬の治療ですと
やはり、3年、4年、5年と
覚悟いただいた方がいいです。

落ち着いてきたら
半年に一回、受診という
ことになります。

 

それからアイソトープ治療は、
1週間入院していただいて、

重症の方もいらっしゃるんですけど

大概の方は、外来で一日で
治療が終わります。

手術による入院も約1週間です。

 

うちのスタッフがバセドウ病の
治療を行った時に

運動は控えてくださいと
言われたらしいのですけど

どのタイミングで、運動は
再開できるものなんでしょうか?

 

これは、その方の臨床症状と

あとは、検査結果が
甲状腺ホルモンの場合は

数字としてあらわれますので

ココが正常化したところで
運動を再開してもらっています。

 

薬を飲むと、肝臓の数値が
上がったりすると言われますが
この辺りはどうなんですか?

 

これも、バセドウ病の症状
そのものとして

肝臓の数値が悪くなるということが
ありますので、

これがお薬が原因かということを
見極めることが大事なんですけど

バセドウ病が良くなるにつれて
肝臓の数値がよくなれば

お薬は使いますし、それでも、
なかなか治らない場合には

手術、放射線治療を
するようにしています。

 

あと、一部の方で、放射線の被ばくを
心配される方もいるんですが。
この辺はどうなんでしょうか?

 

これは、いろいろな事故も
起きていますし当然のことだと
思うんですが

放射線というと・・
非常に敵がい視させることが
多いんですが、

 

医療においては、むしろ放射線の
被ばくというのを

いい意味で使っていますので、

バセドウ病に対する
放射線の治療というのは、

放射線被ばくというイメージではなくて、

必要な治療法のひとつだと
捉えていただければと思います。

 

副作用も少なくて、
欧米では主流なんですね?

 

欧米では薬よりも手術よりも

まずは、放射線治療というのが
主流になっています。

 

あと、手術の後は
傷跡は残るんでしょうか?

 

傷跡は、ちょうど首のところに
線として残ります。

無傷で行うことは難しいんですが

極力、傷口が残らないように、
美容外科の手技で行っています。

 

伊藤先生の話はココまで~~~~

 

 

バセドウ病がどうして起こるのか?

甲状腺が異常に働いてしまうのは
免疫の異常と言われています。

ただどうして、免疫細胞が
甲状腺を攻撃してしまうのか?
ということについては

まだ、わかっていないのが現状のようです。

 

西原先生の理論からすると
細胞内の細菌感染から来ている
ということなのでしょうが・・・

 

他の病気にも言えることですが

正しい治療で対処しながらも、

どこかで、無理をしていなかったか
体に負担をかけていなかったか

生活習慣やライフスタイルを
いま一度、見直してみることも
大切なことだと思います。

スポンサードリンク
  • 2017 11.02
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

管理者プロフィール

2014y07m02d_171011791
このサイトを運営している管理者のモッサンです。 アラフォー世代で、自営業を行っています。 長年、健康関連の仕事をしていまして、特に予防医学的な視点から 様々なサービスや情報を提供してきました。このサイトでも、訪問してくれた皆様に役に立つ情報を提供してきたいと思います。 連絡は、次のアドレス迄 fumi@@mosica.xsrv.jp