動脈硬化の原因にはホモステインの血中濃度が関係しています

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血管の老化である動脈硬化を起こす原因として、
注目されているのがホモシステインという物質です。

これは、肝臓などで生成されるアミノ酸の塊(分子)。

通常、ホモシステインは葉酸ビタミンB12の働きで、体内で
再びメチオニンに戻ったり、ビタミンB6の働きで
システィンというアミノ酸に変換されたりして、処理されます。

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この流れがうまく機能しないで、血中のホモシステインの濃度が
上昇してくる事で、動脈硬化が進行するのではと考えられています。

 

血中ホモシステインのレベルが高いと、糖尿病
アルツハイマー、リウマチ、また、早産など様々な病気に関連する
こともわかってきました。

海外の研究では、血中ホモシステイン値が高いと
循環器疾患になる危険性は22倍。別の研究では死亡率が9倍
高くなるという報告があります。

 

ホモシステインとは

 

人の体は主にタンパク質で形成されていますが
その元は、アミノ酸です。アミノ酸は、食べ物からとったタンパク質を
消化していくことで作られます。

消化されたアミノ酸は、腸から吸収され、吸収されたアミノ酸は
門脈を通って肝臓に運ばれ、そして、肝臓は、その小さくなったアミノ酸を
再び再合成することで体にとって必要なタンパク質に
変えていく働きをしています。

 

そして、タンパク質を構成するアミノ酸の一つであるメチオニンが
生体内工場といわれる肝臓で、代謝される過程で
硫黄を持ったアミノ酸、ホモシステインが生成されます。

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もしこの代謝の流れの中で、ビタミンB6が不足した状態であると
ホモシステインからシステインへ分解する代謝の流れが
うまくいかず、肝臓でホモシステインが余ってしまい
結果的に血中に流入するホモシステインが上昇してしまうわけです。

 

ホモシステインが血中に増えてくると血液を固める血小板を凝集したり、
単球の吸着を進めたりして動脈硬化を促進してしまうという
メカニズムになっています。

 

ホモシステインの血中濃度が高いと、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中の
リスクが高くなります。

 

肝臓にビタミンB6が不足するのは、こういうわけで危険ですが
肝臓のなかで、葉酸やビタミンB12が不足してもホモシステインから
メチオニンがつくられる代謝の流れが低下して血中のホモシステイン値が上昇してしまいます。

 

血中ホモシステイン濃度の基準値は、男性で8.2~16.9マイクロモル/リットル
女性では、6.4~12.2マイクロモル/リットルとされていますが、

この基準内でも人によってはホモシステインが原因で動脈硬化をおこす
心配はないと必ずしも言えないということですから、油断はできません。
何とかしてできるだけ、低い値に持っていくことが大切です。

 

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女性の場合は、血中のホモシステイン濃度は、
閉経後に高い値になりやすいと言われていますし

腎不全があるとホモシステインの排泄障害も起こるので、
血中のホモシステイン濃度は高くなりやすいとも言われています。

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  • 2017 01.08
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