血栓予防に期待されるアスピリンの効果!がん予防の研究も進む?

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人の体は60兆個の細胞でできていますが
一つ一つの細胞が、十分働くためには、
必要な栄養と酸素が、細胞に供給されてなければいけません。

そして、血液を供給している道が血管です。
血管が傷ついてしまうと貴重な血液が、血管の外へ
流れでてしまいます。

この状態をいち早く止めるために、
血液は固まって(血栓)出血を止めようとします。

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糖尿病、脂質異常症、高血圧や肥満など
いわゆるメタボの状態にあると、動脈硬化が進み
血管内で血栓ができやすい状態になります。

そして、血管の老化は、血栓を溶けにくい状態にあり
そして、できた血栓が、速やかに溶かされないと
脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気を招くことになるわけです。

 

 

アスピリンが血栓の予防薬として

 

アスピリンといえば、痛みを抑える鎮痛剤として
知られていますが、抗炎症という目的で
使う量よりも少ない量で使用すると

血小板の凝集を抑える、つまり血液が
固まりにくくする作用があることがわかっています。

 

 

炎症は、血栓化を促す影の主役であり
消炎作用だけでも、脳梗塞や心筋梗塞の予防になります。

それにプラスして、血小板の凝集を
抑える作用があるということは
血栓の予防に最適ということになります。

 

 

脳梗塞、心筋梗塞は、血管のなかに血栓ができて
血管を詰まらせる病気です。

脳の大動脈を詰まらせると脳梗塞となり
心臓の冠動脈を詰まらせると心筋梗塞になります。

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そのため、血栓を防止することができれば
脳梗塞にも心筋梗塞にもならないことです。

 

 

 

アスピリンの使用目的を、血栓の予防に変えた時には
通常、利用するよりも少ない量で十分!

鎮痛を目的にする時は、1日81ミリグラムから
100ミリグラムほどになりますが
血栓予防の場合は、半分から3分の1でOK。

 

 

血小板の凝集を抑える薬は、他にももいろいろとありますが
それらはすでに動脈硬化があり
血栓化が強くなっている人の為の治療薬であり
予防薬ではありません。

それに対して、抗炎症剤でありながら
抗血小板硬化をもっているアスピリンは、予防薬として
求められる機能を持っているわけです。

 

 

アスピリンのよいところは、それだけにとどまりません。
がんが微量の炎症によって勢いを得ているということ
わかってきたことから、アスピリンにがんを予防する
効果もあるのではないかと期待されはじめています。

 

日本では、今年の2月に厚生労働省研究班が
アスピリンの大腸ポリープ(腺腫)抑制効果を明らかにし、
大腸がんの予防に期待しているようです。

 

 

アスピリンは、胃にかなりのストレスを与えるので
摂りすぎると胃潰瘍になるリスクを伴います。

胃の粘膜を保護する粘膜保護剤を一緒に出されますが
使用時は、胃へのストレスを和らげる工夫が必要です。

《関連記事》
血栓と血栓症を防ぐには?溶かす食品を摂って予防に努めましょう!

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  • 2016 12.30
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