
目の周囲は、毛細血管の多いところです。
使いすぎ、物理的、精神的ストレスを感じる生活を続けていると
どうしても、血流が悪くなってしまいます。
その結果、疲れ目から、眼精疲労、そして視力の低下を招きます。
目から入ってくる情報は、大量の為、
目の疲労は、直接、脳機能の低下につながります。
目は口ほどにもの言うと言われるほど
脳と直結しているところなので、目のケアは大切に
しなくてはいけません。
まずは、すこし使いすぎかなと思ったら
血流をよくするための対策を早めに打つようにしましょう。
手軽にできる方法が、ホットパックを利用して
目の周囲の血流改善をはかる方法です。
血流の停滞や自律神経のアンバランスを修復し、
目の疲労を改善するのに役立つのがホットパックです。
蒸しタオルで目を温めることにより、
眼球の緊張がほぐれ、血管が拡張して血液の循環がよくなります。
血流がよくなると、疲労物質などの老廃物が
排出されやすくなり、目の細胞の新陳代謝がうながされます。
目の表面は、涙の層だけでなく粘液層や油の層で
覆われていて、水分が保持されてします。
目を温めると、まぶたの裏にある脂質分泌腺の働きが活発化し、
油性成分の分泌がよくなるとともに、
かたよった油性成分がやわらかくなり、
つまりが解消されます。
疲れ目などは、一時的な症状ですが
慢性化した、眼精疲労まで、すすんでしまうと
肩こりや頭痛、めまい、吐き気など
全身的な不快な症状として現れます。
また、イライラしたり、落ち着かなくなったりなど
精神的な症状を起こす場合もでてきます。
目を閉じ、休ませてリラックスすることで、
ストレスを緩和し、涙の分泌量を増やすことができます。
さらに効果を高めるには、クールパックした後で
ホットパックを利用します。
目を冷たいタオルで一度数十秒冷やすことで
目の周囲が緊張し、はずした後に血液がたくさん流れ出します。
その後、ホットパックをするとより血液促進効果が高まります。
フェイスタオルをぬらして絞り、両目をおおう大きさにたたんで、
電子レンジで30秒温めます。
ほどよく温まったタオルを目を閉じたまま上にのせます。
5分ほど横になり、リラックス。
タオルの重みで十分なので、まぶたを強く押したり、
もんだりする必要はありません。
オフィスで使う場合は、「蒸気でホッとアイマスク」もいいでしょう!
ディスプレイを長時間、見るような仕事をしている人
細かな作業で、目を酷使するような人は、
疲れを感じたら、ホットパックを行うようにしましょう。
目の周囲の血流を改善することがポイントです。
眼精疲労の症状が現れれる前に、
すこし疲れを感じたら、適度なケアが必要です。