
腸内環境を整えている腸内細菌群は、人の健康状態を大いに左右をしています。
以前は、100種100兆個と言われていた細菌群も
ハイテクの登場で、遺伝子の数を数える事が可能になり、
今や、1000兆個の細菌群が生息していると言われるようになりました。
腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌が常に拮抗して、
残りの日和見菌は、善悪どちらの細菌が、優位かによって、
味方になったり、敵になったりしています。
悪玉菌を減らすには、腸内環境を良くしていく為の方法を考える必要があります。
つまり、善玉菌優位の環境をつくってあげることで、善玉菌が活発に働くようになり、
自然に、悪玉菌の数を減らすことができます!
欧米化した食事を改善しよう!
欧米化した食事、高脂肪で高蛋白の食事です。
動物性タンパク質は、個人差はあっても、人間の消化能力では、
ある一定量を超えてしまうと、上手に消化することができません。
腸の中は、高温多湿、非常にタンパク質が腐敗しやすい環境にあります。
そのため、未消化のタンパク質は、腸内で腐敗し、
これが、ウェルシュ菌などの悪玉菌の餌になります。
動物性タンパク質は、悪玉菌の好物と知りましょう。
そして、アルカリ性に傾いた腸内環境は、悪玉菌の棲家としては
格好の場所になります。(善玉菌は酸性を好む)
さらに、食品添加物が増えることも同じです。
食品に含まれていた農薬や化学肥料、それにストレスがなどが
加わると、腸内環境を悪くしていきます。
脳と腸は、発生史学的に深くつながっていて、不快な思いや感情は
マイナスのエネルギーとなって、腸内環境を悪くしてしまうようです。
また、口から入った食べ物は、通常、12時間~24時間前後で
便となって排泄されます。食物繊維の少ない食事は、便通を悪くするのと
善玉菌の勢いが増すのを阻害してしまいます。
腸内環境を良くして、悪玉菌の数を減らすには
伝統的な和食をベースにして、季節の野菜を多く摂ることです。
そして、納豆や味噌汁、漬け物などの発酵食品を多く摂ることで
自然に、善玉菌優位の環境が整ってきます。
ヨーグルトも動物性のものより植物性を!
腸内環境を整えるのに、ヨーグルトがいろいろと紹介されています。
その多くは、牛のおっぱい、牛乳から加工されたものです。
ただ、人の食性という見方からすると、元々、草食動物系の遺伝子を
ルーツに持っている人間には、あまりお薦めでないことがわかります。
ヨーグルトが消化されたときに出てくるガラクトースを消化する酵素がない
人間では、そのガラクトースが目の水晶体にたまり、それが原因で
白内障になることを指摘する科学者もいます。
今は、牛乳でなくても、豆乳でヨーグルトが作れる時代です。
市販の豆乳ヨーグルとも販売されていますが、種菌を購入して、
5000円程の器具をつかって、自宅で、豆乳のヨーグルトをつくることもできます。
ヨーグルトを摂るなら、動物性のものではなく、植物性のものをおすすめします。
できあがったヨーグルトは、豆乳の臭みもなくて、結構、おいしいです。
コーヒーエネマもお薦め
腸内環境を良くして、悪玉菌を減らす法ほとして
もう一つオススメなのが、コーヒーエネマ(コーヒー浣腸)です。
慣れるまでは、違和感がありますけど、週に一回程度で
腸内環境がよくなっているのか、便通も便の状態もいいですね。
あとは、最近、つくりだした、黒にんにくもいいです。
買って来たにんにくを、電気釜がで保温をしておけば、2週間ほどで
できあがります。にんにくの臭いもなく、干しぶどうのようで美味しですよ!