
チアシードを超えるダイエット食材として
今、注目を集めているのが”バジルシード”です。
”バジルシード”は、東南アジアでは
かなりポピュラーな健康食品ということで、
古くから利用されていました。
見た目、カエルの卵みたいな感じがしますが、
チアシード以上の効果を期待されて、
日本でも消費量が増えてきています。
お昼の情報番組「バイキング」では、
消化器医の小林奈々先生が出演し、
バジルシードとチアシードはどう違うのか?
また、効果的な食べ方や注意点などが詳しく紹介されました。
また、番組スタッフがバジルシードを使った
1週間ダイエットプログラムが紹介され、
かなりのインパクトを与えたようですね。
食べるだけでダイエット効果のあるバジルシードとは、
タイ原産の植物、バジルの種になります。
その成分は炭水化物とこんにゃくにも多く含まれる
食物繊維のグルコマンナンです。
食物繊維が多く含まれていることから
便秘気味の人には、最適な食材になります。
チアシードの食べ方と同じように
バジルシードに水を入れると、短時間で膨らんでいきます。
種のまわりについているゼリー状の物体が
ブルコマンナンになります。
◇ 膨張率
チアシードとの違いの一つが、水につけた時の膨張率で、
バジルシードの膨張率は、チアシードの3倍ほどになります。
◇ カロリー
チアシードは、小さじ一杯で25キロカロリー
バジルシードは、5キロカロリーです。
◇ 食物繊維量
便秘解消に効く、食物繊維量を比較すると
チアシード、小さじ一杯でレタス3分の2の食物繊維
バジルシード、小さじ一杯でレタス1個分
つまり、バジルシードは、満腹感があって、低カロリー
しかも食物繊維が豊富ということもあって、
これだけみても、ダイエット食材としては、
バジルシードがいかに優れているかがわかりますね。
あともう一つ、熱に強いということがありました。
チアシードの場合は40度以上の飲み物に入れると、
αリノレン酸が壊れてしまい、美容成分がなくなってしまいますが、
バジルシードの場合は、熱にも強い特徴をもっているので
熱いコーヒーや紅茶の中にいれても大丈夫です。
冬場は、温かい飲み物と一緒に摂れるというのは嬉しいですね。
ダイエット目的でバジルシードを利用するなら、
食事前に摂っておくようにしましょう。
コップ一杯の水に小さじ一杯のバジルシードを入れ、
食事の30分前にバジルシードを飲みます。
そうすれば満腹感が出てきて、食欲が抑えられていきます。
外出時にも、小さじ一杯のバジルシードを
500ミリリットルのペットボトルに入れてつくっておきます。
このペットボトルを持ち歩いていると、いつでも飲めるので便利。
つまり、飲んだ後に食事をしたり、
チビリチビリ飲むようにしておけば、適度にお腹が満たされて
食べ過ぎや間食から遠ざけてくれます。
バジルシードとの食べ合わせに最適なのは?
バジルシードと一緒に食べるのに相性がいいのが
ヨーグルトそれに納豆ですね。
グルコマンナン分解されたことによってできる
オリゴ糖が乳酸菌の餌になって、腸内環境を整えてくれます。
バジルシードを摂る時に、注意しないといけないのが
摂り過ぎてしまうことです。
一度にたくさんとってしまうと
あの膨張力からいっても、腸が張った状態になり、
逆に便秘を起こしやすくなる場合もあるからです。
いくら良いといっても、適量があります。
1回で食べる量は5gほどにしておきましょう。
それと、薬と一緒に飲まないようにすることも大切です。
何故かというと、バジルシードに含まれている豊富な食物繊維が、
薬の有効成分に吸着してしまい、
その効果をなくしてしまうことがあるからです。
バジルシードは、100g、500円程度と
お値段も手頃なヘルシー食材です。
この値段であれば、オカズの一品として、
普段の食生活の中に取り入れることも可能です!
こうした”健康に良い”とされる食材は
”継続する!”ということが大事なんですよね。