
骨密度を上げることは、骨粗鬆症を予防する上で重要な指標です。
食事に気をつけ、適度な運動を行うことはもちろん大切ですが
手軽にできる対策としてオススメなのがフラミンゴ体操です。
フラミンゴ体操、片足立ちは、昭和大学客員教授で西蒲田整形外科院長の
阪本桂造医師が長年指導してい方法になります。
身体を動かさないでいると、筋肉が減るのと同時に骨ももろくなってくるものです。
動かないところが次第に、退化してくのが自然の原理ですね。
特に40歳を過ぎた頃から、加齢による老化現象からか、使わないところの
体の部位の衰えは、自分が思っている以上に進んでいます。
若い頃にできていた、腕立て伏せや腹筋も、知らない間にできなくなっていますもんね。
老化現象や女性の場合は、ホルモンバランスの乱れから次第に骨密度が
減ってきて、骨粗鬆症になりやすくなりますが、骨粗鬆症が進行すると、
体のどの骨もチョッとした衝撃で、骨折しやすくなることです。
特に大腿骨を骨折すると、寝たきりになるリスクも高まり、
高齢者であれば認知症も進んでいくことになります。
普段から預金のように骨密度を増やしていくことが大切です。
できれば、年をとってからではなく、若い頃から
骨の健康に気を使うようにすると、骨粗鬆症のリスクも下げることができます。
フラミンゴ体操!
フラミンゴ体操は、片足で立つという簡単なものですが
骨密度を高め、骨を丈夫にするのに役立ちます。
骨の性質として、圧をかけるほど、強くなるという性質があって
片足で立つことで、立っている側の足に負荷をかけ、足の骨が強化されます。
片足で立つと、骨盤の筋肉の働きによって、両足で立った時の
凡そ3倍もの負荷が大腿骨頭にかかるそうです。
阪本桂造医師によると、片足立を左右、1分づつ行うことは、運動量に
置き換えて表現すると、53分間歩いたのと同じ効果があるそうです。
もしかしたら、今、1分間も片足立ちができない人がいるかもしれませんが
30秒間でも、いいので、まずは実行してみましょう!
慣れてくると、体も適応して、体も元に戻ってきます。
ちなみに、阪本桂造医師らが行った臨床実験によると
片足立を始めてから半年ほどで、60パーセントの人達に大腿骨頸部の
骨密度が増加したという事です。
もちろん、自分にあった適度な運動を行うことは大切です。
そして、適度に骨や筋肉に負荷をかけて、衰えが進まないようにしましょう。
使わないところから、自然に衰えていきます。
それと、骨密度をあげるのに、カルシウムやマグネシウム
それに、亜鉛などのミネラル、それにビタミンDなどの栄養素も
摂るようにすると効果があがります。