
口呼吸が健康によくない事がテレビや雑誌などで
紹介されている事もあってか、最近は、鼻呼吸を
意識する人が増えてきているようですね。
鼻呼吸にすると、空気清浄機のように
副鼻腔内で空気中の汚れや細菌などを取り除いてくれ
肺胞で酸素が吸収されやすい状態にしてくれます。
そして、身体の免疫力を高めてくれる働きもあります。
呼吸の仕方を口呼吸から鼻呼吸に変えるだけで、
かなりの健康力アップが期待できるますね!
本来、鼻は呼吸をするための器官であり
口は呼吸をする器官でなく消化器官の一部です。
哺乳類の中で、唯一、口で呼吸ができるのが
人間ということになりますが、
これは、コミュニケーションの
手段として、言葉を話すようになった事が
関係しているようです。
この事を免疫学者の西原克成先生は、
構造欠陥であると指摘しています。
鼻呼吸が可能な幼少時に、口呼吸を続けてきた結果
鼻呼吸ができなくなっていることが多い。
肥満やお酒の飲みすぎなどによっても
口呼吸に変わることがあります。
口呼吸に気づいたら、最初は大変でしょうが
鼻呼吸に戻す必要があります。
口呼吸になっていないかのチェック項目
口呼吸には危険がいっぱい! [子供のしつけ] All Aboutより
鼻から喉までは、15センチもの長さがあり
鼻から入った空気は四つある副鼻腔を通る中で
ホコリや細菌などが除去され、適度に加湿されます。
そのことにより、肺胞でも最も酸素が
吸収されやすい状態になります。
口呼吸になっていると空気に混じっている
ほこりや細菌などが、そのまま身体のなかに入り
白血球をつくる扁桃が直撃され、
免疫力が低下してしまいます。
扁桃は体を守る上で、とても大切であり
すべての病気は扁桃の感染に始まるという
研究者もいます。
特に口呼吸で扁桃が乾燥していると
さらに免疫力の働きが低下します。
食べる時に音の出る人、横向きやうつ伏せで寝る人
それに、口を開いて寝る人は、口呼吸が
習慣になっている人です。
口呼吸を治すには、まずは
鼻呼吸を意識することが大切です。
習慣になっていることを治すには
無意識に行っている事を意識上にあげることが
大切なポイントになります。
そして、背筋を伸ばし、胸を張り、
鼻呼吸が基本となる腹式呼吸の練習などして、
鼻呼吸に戻すようにしましょう。
口輪筋が弱くなっていると無意識に
口が緩んでしまい、口呼吸になる傾向がつよくなります。
特殊なマウスを使って、訓練する事で
筋力をつけてくれます。
昼間は、口を閉じていても(話をしない時)
夜、寝ている間は、口を開けて寝ている人が大半
薬局で売っているサージカルテープなどを
寝る前に口に貼り、寝ている間に
口を開かないようにすることも効果があります。