
現代人には、腸が硬くなっている人が多いようです。
健康の為に、腸もみの習慣をつけて、
腸をやわらかくし、腸そのものの働きをよくしましょう。
一日の中で、ほんの数分間、腸をもむことで、
体の中にたまった毒素を排出してくれます。
そして、腸もみは、腸の衰えを解消して、
病気の予防や不快な症状を改善してくれます。
腸もみは、誰にでも出来る健康法です。
便秘の解消は、もちろん、下腹が引っ込む、短期間でダイエットに成功する、
慢性的な腰痛が治るなどの効果があります。
腸の働きを良くするだけでなく、
知らず知らずのうちに溜まった腸内の老廃物を排出してくれます。
毒素が排出されることで、食べ物から摂った営養素の吸収も良くなり、
細胞の新陳代謝の流れも良くなります。
腸もみの効果の理由は?
腸の蠕動運動を促す
下腹部の硬くなっているヶ所を何度ももみほぐすことで、
腸の緊張状態を開放して、蠕動運動を良くし、滞留している便の排出を促します。
出すべきものをシッカリ出すことで、腸の働きを改善し、体全体の調子を整えます。
腸を支えている骨盤の歪みを修正してくれます
バランスをとろうとするのが、元々の体の仕組みです。
腸もみで柔軟になった腸の働きが自然と良くなれば、
歪んでいた骨盤の矯正に働き出します。
又、体を骨盤を結びつけている大きい筋肉を鍛える効果などもあり、
下腹が締まってきます。
腸の働きが良くなれば、
腹部の神経やリンパの流れにも良い影響を与えます。
硬くなっていたことで、働きが悪くなって腸が、
もみほぐされたことで、活発になり、
体に溜まった毒素を効果的に排出してくれます。
生活毒物は、口からだけでなく、皮膚からも入ってくるわけですが、
その影響で、現代人の肝臓は疲弊している人が多いとも言われています。
肝臓の働きを助けるという意味でも、
腸もみによるデトックス効果は大切です。
やり方、方法
座った状態でもOKですが、はじめは仰向けになって行うのがオススメ
1日2回ほど、朝と就寝前に10分ほどかけて行うのが効果的。
何度もやってもいいようで、慣れてきたら、
お風呂に入っている時、体が温まっている時に行うと尚良いと言われています。
痩せている人は、わかりやすいですが
左の太ももの付け根あたりは、便が滞留しているところです。
ココが比較的硬くなりやすいところなので、
とくに入念にもむようにしましょう。
注意点として、腹部に直接、圧をかけたり刺激したりする方法などで、
食後、飲酒後、すぐに行ったり、
女性では、生理中の時には、避けるようにしましょう。
どの健康法もそうですが、自分に合っている、
効果があると思われたら、続けることが大切です。
パターン化されたものは、想像以上に力を発揮してくれるものです。